今回はナイル川のディナークルーズについて書こう。



ホテルまでタクシーで送迎してくれる、比較的安めのプランをviatorで予約した。



ナイル川沿いの夜景を眺めながら船着場で待っていると、どんどん人が集まってきた。グループ客が多く、1人の私は少し浮いていた。



やがて豪華な船が到着した。それでもほぼ満席になったので、やはり人気の企画なのだろう。


出航直前に飛び込みで予約したためか、あまり席は良くなかった。

ステージから遠く、邪魔な柱が視界を遮った。



料理はバイキング形式だった。

出航してしばらく食事を楽しんでいると、

ベリーダンスショーが始まった。


エキゾチックな音楽と共に、派手な踊り子がハイテンポで激しく躍動していた。

伝統音楽と舞踊という堅苦しさは無く、ノリも分かりやすいので楽しかった。



続いてタンヌーラショーが始まった。

カラフルなロングスカートを履いたヒゲのおじさんが、金属のカスタネットを鳴らしながら高速で回転し続けるという、一見するとシュールな踊りなのだが…



ノッてくると頭の上でも大きな布を回しだす。

その他にも派手な技が多く飽きない。

バンドの曲との連携もあって、中々スリリングで面白かった。



タンヌーラショーが終わると、踊り子も合流して2人で客席を踊りながら巡る。

記念撮影をしつつチップを回収する仕組みだ。


やがて観客も踊りに混ざり始め、何人かと踊り子とでゲームが始まる。


まず踊り子と1人の客のヘソとヘソの間に1.5mぐらいの棒を渡す。それをお互いの腹の力だけで落とさないように支えながら、一緒にベリーダンスをする。


これが中々難しく、踊り子のお腹の動きをよく見ていないとすぐに棒は落ちてしまう。

酔っ払った男性陣が次から次へと踊り子に挑み、そして敗れていった。満面の笑顔で。


コロナ禍に捻り出されたであろうこの非接触ゲームは、女性陣の若干呆れた空気を他所に大変な盛り上がりを見せた。

そうこうしている内に船は出発地点に戻り、宴はお開きとなった。


エジプトの壁画や宝物といった"静的な"魅力にも負けない、音楽や舞踊といった"動的な"魅力を楽しんだ。素敵な夜だった。


こんな素敵なショーにチップを払わないのは失礼だと、オプションで撮ってもらった踊り子とのツーショット写真は一生誰にも見せないつもりだ。