今回はピラミッドの内部などについて書く。


スフィンクスからピラミッドに向けては、緩やかな上り坂が続く。

砂に足を取られ、前屈みになりながら見上げるピラミッドはますます大きく感じる。

気付けば頭を下げて礼拝するように登っていた。



ピラミッドはまさしく山のように立ちはだかっていた。


その中腹を鳥の一群が隊列を組んで横切っていく…たまらなく雄大だった。



真っ青な空を背に、飛ぶ鳥すら見下ろすこのピラミッドが、かつて人の手によって造られたことに驚きを禁じ得ない。



折角なので、このクフ王のピラミッドの中に入ることにした。

かつて盗掘用にこじ開けられた狭くて急な暗い通路は、かなり蒸し暑く汗が止まらない。

砂漠からサウナに移動したようなもので、刻々と体力が奪われていく。



やがて中央の王の間にやってきた。

このピラミッドに部屋がある、というだけで途方もなくロマンがある話だ。



とうの昔に破られた石棺には、何が入っていたのだろうか。

王の間から伸びる通気孔は遥か彼方の星を指し示すとも聞く。

3つ並んだピラミッドがオリオン座のベルトに似ているとか、様々な説が溢れていて興味が尽きない。

この王の間で坐禅やヨガをする者もいるらしい。

不思議な力がこの場所には確かに宿っている、そう感じさせる場所だった。


最近ピラミッドに新たな部屋が確認されたそうだ。

本当に謎に満ちた存在である。