今回はカルナック神殿について書く。
長いスフィンクス参道を乗り越えると、古風な門が現れる。神殿に来た、という気分が高まった。
この神殿の見どころはやはり巨大な柱が並ぶ大列柱室だろう。
一部の柱には鮮やかな色彩が残っている。
大量の文字と象徴が刻まれた重厚な柱の海にただただ圧倒された。
ハスの花が広がるように上部が膨らんでいく彫刻と曲線美が見事だった。
ハスが泥の中から美しい花を咲かせる様に、混沌から生まれたこの世界にカルナック神殿が咲き誇る様を表しているのだろうか。
神殿は広く見所も多い。
歴代の王が増築を重ねて出来上がった遺跡は様々な時代の様式を内包している。
エジプトの政治と宗教の中心と表現するにふさわしい密度だった。
頭部が羊、胴体はライオンのスフィンクス
ファラオを守る重要な存在として、数多く置かれている。
正直かなり広大で、小さい神殿や崩れかけの神殿も含めるとかなりの数があるし、美しいレリーフが彫られた石がゴロゴロそこら辺に転がっている。
天高く伸びるオベリスクも美しい。
夜には音と光のショーというプロジェクトマッピング系のイベントに参加した。
映像と音楽と一緒にカルナック神殿を巡る、ミステリーツアーと言ったところか。
闇の中の神殿は一層厳かで謎めいていた。
歴代の王が残した像や壁画に次々とスポットが当てられていき、その王の偉業が語られていく。とても勉強になった。
日本語の音声機も借りられるので苦労はなく、良い思い出になった。




