目の前には三色の絨毯が広がっていた。緑と黄と茶の絨毯。緑は野菜、茶色は土、そして黄色がヒマワリだ。
「すっげぇ」
声が出なかった。小川農場のそれとは規模がまるで違う。こんな場所があったなんて知らなかった。つくづくデジカメを持ってこなかったことを後悔し携帯電話を取り出す。
北海道といえばラベンダー畑が有名で見に行ったことがあるけど、勝るとも劣らない場所だ。時期的なものや時間帯(既に夕闇がすぐそこまで迫っていた)もあるけど、何より観光ルートから外れているので観光客が「一人もいない」。
まさに自分だけのための風景。うーん、何だかすっごい贅沢。来て良かったと実感したのだ。
100万遍の言葉より絵ですね。何だかいっぱい貼り付けてしまいました。











