月組を一緒に観た友人から「もう1回観たい」とリクエストがあり、初めてチケトレ(宝塚歌劇団の公式リセールシステム)を利用しました。


少し戸惑うこともあったので、自分の覚え書きとして残しておこうと思います。


まずは「手数料が意外と高い」のに少々ひるみました😅


購入者はチケット代の12%負担です。

(B席だと比率はもっと高くなります)

出品者は10%+送金手数料なので、なかなかの額ですよね。

こりゃ、おけ◯を利用したくもなるよなぁ…チケトレは公演日の2日前までしか使えないし…などと思いました😅


購入処理するとすぐ

【公式チケトレ】チケットの購入が完了しました

というメールが届きました。


・購入日時

・取引番号

・公演名

・公演日

・開演時刻

・会場名

・購入チケット情報(席種、枚数、座席番号、発券開始日時)

・チケット料金

・購入手数料

・決済システム利用料

 ・決済方法


などが書かれており、

 

■発送方法

会場(当日発券)にて発券


とあります。

しかし、それに続くチケット受取り方法については、当日発券に関してだけでなく郵送の場合も記載されていました。テンプレートなのでしょう。



観劇日の前日の午後2:13に
【公式チケトレ】重要-ご入場に際しての注意事項
というメールが届きました。


ここで混乱🌀


チケットを受け取ったらマイページから「受取済連絡」をする→「受取済連絡」をしたら「購入証明書」が発行される。


当日発券なのでチケットはまだ受け取っていない。しかし受け取るのに「購入証明書」が必要なのか?


んーーーと、どうしたらいいんだ!?


劇団の公式サイトを確認すると

をチケットカウンターに提示するよう書かれています。

その【チケトレ購入証明書】ってのがわからないんですがー!😅
チケトレにログインできるスマホを見せれば良いんですかー?😅

とツッコミつつ、劇場隣のホテルに前泊だったのでイザとなれば早めにチケットカウンターに行って訊けばいいだろうと考えていた深夜0:07(観劇日の当日になって7分後)に
【公式チケトレ】チケットの発券が可能となりました
というメールが届きました。

で、チケトレにログインすると「受取済連絡」が出来るようになっている。
けどまだチケット受け取っていないし「購入証明書」って何度も表示できるかわかんないし…うーん

結局「やっぱりチケットカウンターで訊こう!」と決めて寝ましたwww

翌朝、一緒に観劇する友人とチケットカウンターに行きました(同行者の身分証明書も要るかもしれないと考えたため)
カウンターは空いていたので、落ち着いて訊くことが出来ました。
係の方に確認しながら、スマホでチケトレにログインし「受取済連絡」をして「購入証明書」を表示、顔写真付きの身分証明書を提示しました。
カウンター奥にあるチケットの束から、該当のチケットを渡してもらいました。

あっさり😅
友人の身分証明書はチケット受取りには不要でした。
入場時にも「購入証明書」「身分証明書」は不要で、チケットだけピッとしました(←これは公演日によるのかもしれません)



《まとめ:チケトレで購入したチケットを受取る方法》※当日発券の場合

観劇日の前日まではやること無い。
メールは来るけど😅

観劇日の当日になってしばらくすると(深夜)“発券可能”のメールが来るから「受取済連絡」をする。
受け取っていないけど😅

「購入証明書」を表示できるようになる。
ちなみに「購入証明書」は何度でも表示可能(観劇日が過ぎた今でも表示できます😁)
スマホのネットワーク不具合が起きた時のためにスクショしておくのもありかな。

開演前にチケットカウンターに行き「購入証明書」(チケトレにログインできるスマホ)を表示し、顔写真付きの身分証明書を提示してチケットを受取る。
以上!


チケトレのシステムが宝塚に特化してないので少し混乱しました。
当日発券だと「チケット受取り」と「入場」が観客側としてはほぼイコールなんですよね。感覚的に。
だけど、販売側としては別々に位置づけられているので、どのタイミングで何が必要なのかが分かりにくいのだと思います。
チケットをまだ受け取っていないのに「受取済み」にしないと先に進めないのも違和感。

でも1回経験したので次は大丈夫。
あとは手数料が安くならないかなー😅


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るおりあくん(瑠皇りあ)初主演の新人公演を観てきました。


新人公演らしからぬ芝居力をみせる場面がある一方で、やはりコメディって難しいんだなーと思われる場面もあり。

でも、皆さんの全力の取り組みに胸が熱くなる…そんな新公でした。


月組らしいなと思ったのは、本公演とちょこちょこ変えてくること。

冒頭の少年ヨナスくんからして、本公演では母に対する怒りを強く感じるところを新公では悲しみを表現。

それを受けてか、るおりあくんのヨナスも本役のれいこちゃん(月城かなと)より優しく繊細な雰囲気。でも丁寧で誠実なお芝居をするので、そこが生真面目な軍人役にとても似合うなーと思いました。

るおりあくんというと整った顔立ちが話題になりがちだけど、技術的にも全体的にソツがなく、小柄だけど軍服の着こなしもきれいでした。歌の第一声にパンチが出ればさらに良くなりそう。


新公ヒロイン2回目のまのんちゃん(花妃舞音)は、最初は少し大人っぽい声と雰囲気でしたが、徐々にいつもの幼い声に…演出なのかな?

お芝居が上手くて、監視塔の上でのヨナスとナディアのシーンは見応えありました。

あと、まのんちゃんは台詞や歌詞が聞き取りやすい。本役のうみちゃん(海乃美月)は高音と低音の強弱が大きくて私は時々聞き取れないので、新公で初めて聞き取れた歌詞もありました😅

一方でコメディ部分は、やはりうみちゃんは“間”が上手いのだなぁ〜と思いましたね。


まのんちゃんに限らず全体的に、本公演でクスッと笑えるところが新公メンバーではシーン…ってことが多く、セリフのキャッチボールで繋いでいくお芝居、特に笑いを誘うことの難しさを感じました。

そんな中でホテルマンを演じた美颯りひとくんは面白くて印象に残りました。


セリフのキャッチボールという点では、ヨナスの部下4人はとても自然で、この4人で進める場面はとてもレベルが高かったです。

その中でもやはり目に付くのがきどくん(七城雅)でした。正直、私の好みのお顔立ちとは違うのだけれど、つい目が行くんですよね。これが“華”ってやつか…

ダンベル持ちながら変顔してるのも可愛かったwww


セリフのやり取りも大切ですが、ひとりで舞台を制するのも技量がいります。

あやっつぃ(彩路ゆりか)とまひろくん(真弘蓮)は芝居や歌も出来るし、何より存在感があって要所要所を締めていました。スタイルもいいし、本公演でももっともっと活躍させて欲しいふたりです。


ヨナスが任務(コンサート制作&ナディア警護)を告げられる場面で、おはねちゃん(きよら羽龍)がなかなか出てこないというアクシデントがありました。

おはねちゃんファンの私は心臓バクバク😣

どうやらマイクトラブルだったらしく、遅れて出てきたおはねちゃんは地声でその場をこなしました。私は前方席でしたのでしっかり聞こえましたし、後方席までちゃんと届いたようです。

勇ましい役だったので声を張れたとはいえ、瞬時に音量を落としたオーケストラや聴き取ろうと息を潜める客席の一体感がすごかったです。

ただ、おはねちゃんがカーテンコールで表情が硬かったので心配。東京では笑顔が見たいなぁ。


路線候補のわかさま(一輝翔琉)は前回の「応天の門」の時の方が声が出てたような気がするし、オディセくん(雅耀)も声がまだ高めでしたし、男役さんは声を作るのが大変ですよね。

ふたりともキラキラなスターオーラの持ち主ですし、頑張って欲しいです。


他にもいっぱい書きたい人はいるのですが、キリがないのであとひとり。

マリアを演じたえりさちゃん(澪花えりさ)がとても生き生きとして目を引きました。いつかヒロイン役も観てみたいな〜と思いました。



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月組公演「万華鏡百景色」は従来の宝塚ショーとは趣きが違います。


正直なところ、初見では「好みなんだけど…好みなんだけどさ…モヤッ」という感覚でした。

友人たちにも同じ感想を持った人がちらほら。

「嫌いじゃない、むしろ好きなんだけど…」「わかる、世界観も衣装も大好きなんだけど…」


・台詞の部分が長い

・場面が繋がるので拍手できない

・わー!とならず(なれず)に余韻余韻余韻…


宝塚ショーに慣れた身だと、拍手できないのってなかなかツライ。

いや、つまらないのなら拍手しないでも全く構わないんですがね😅

場面場面が素晴らしいもんだから、その感動や興奮を表せないと不完全燃焼というか欲求不満というか…


でも2回目以降は、その興奮を体内に留めこんで(!?)世界観に没頭するのもまた良しと感じるようになりました。


荻田浩一先生の「ソロモンの指輪」を観た時の感覚と似てるような気がします。あれも初見では「???」って感じでしたが、リピする度にズブズブと世界にハマッていきました。

考えてみると「ソロモン」は指輪が見た色んな世界だったし、今回は万華鏡が見た色んな時代。トップスターがプロローグ終盤でせり下がりしてフェイドアウトするのも似てるような…


友人たちの中には初見から「めっちゃいい!」と気に入ってる人も勿論いました。あ、いや私も気に入ってはいたんだよ、欲求不満なだけでw

星組「JAGUAR BEAT」も賛否両論あったようですが、私は初見から「めっちゃ好きー!」だったので、人の感性というのは様々で面白いものです。

色んな観客がいるのだから、定番のレビューがある一方で新しいショーが生まれるのは良いことだと思います。宝塚らしい品格を失わない限りチャレンジ歓迎!



ぶっちゃけますと、同じ公演をリピートする組担としては、今回のような“クセになる”作品はありがたいです(笑)


作りが凝っているので深読みするのも楽しいし、学年バラバラで配役されてるので組み合わせも新鮮。

お衣装は着物から始まり、輪っかドレスに西洋軍服、袴もあればチャイナドレスもあり、パーカーにバケハ、人外コスまでと千差万別。

あちこちで芝居が繰り広げられているから(※注 ショーですw)それぞれのドラマを見きれないし、ゲームなら攻略ルート何通り?状態😁


観たばかりでもまた観たくなる、中毒性があります。


先日一緒に観劇した友人から「あのショーもう1回観たい!」とリクエストがあり、再度の遠征が決まりました。

チケトレ初めて利用したよ(手数料高っ)


行ってきまーす!



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