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なんか変なタイトルになっちゃった笑。
日本のみんなは今頃6期生引退式かなー。
引退式は、正式に現役を引退して、OBOG組織、@Gに加入する為のセレモニー!!
節目として大事な式なのです。
といっても楽しい感じだけどね。
この前(日本にいるとき)過去の写真整理してたら、2期の先輩の引退式の写真が出てきて、なんかすごかった笑。
パラパラとか踊ってたし笑。
今日の6期のみなさんは何の出し物してくれるんでしょうか!
後で教えてね♪
さて。
今日は、岡山大医学部の学生の方々と、
GHC近くの小学校プロイプロセッ小学校の子どもたちと一緒に
GHC敷地内のグラウンド的なところでサッカーしました。
総勢人数50人!!
で、今回思ったこと。
サッカーしてたらけがしちゃった女の子がいて、
友達に連れられてGHCの中に来て、簡単に治療してもらってた。
傷口洗って消毒して、ばんそうこう貼っただけだけど。
でね、
その光景見てる時、なんか小学校の時に保健室に来た感覚になったんだよね。
今思うと、各小学校に保健室が付いてて保健の先生が常駐してる日本の小学校はすごい。
カンボジアの小学校は、ほとんど保健室とかないんじゃないかな。
保健の授業とかもないと思う。
わかんないけど、多分そんな感じだと思う。
でも、GHCのあるこの村はある意味、すげー恵まれてるかもしれない。
というか、GHCが素晴らしいところにあるのかもしれない。
GHCの運営団体は、CDEPで、
The Cambodian Dormitory and Education Project
の略。
カンボジアの人達が安全に生活する上で必要な教育を提供するとともに、
彼らが彼らの価値観で幸せで暮らせるような環境づくりをサポートする活動をしてるんだよね。
今のメインは、GHCの活動。
お金よりもまずは命を最優先に考えた診療活動を展開し、周辺の住民に保健教育を提供する活動です。
で、前置き長くなったけど、
要は、GHCは小学校からも比較的近い位置にあって、
小学校の生徒に医療と保健教育を提供するには適した立地だと思う。
日本のうちらも小学校の時にけがして保健室に行って治療してもらってたりしてたけど、
あれってある意味、保健教育だと思うのね。
「グラウンドでケガしたらすぐ保健室に行く」
っていうマインドは、
「病気になったらまず病院に行く」
っていうマインドにつながってると思う。
そういう感覚を教える意味で教育だと思うんだけど、
GHCもそれに近い事をやれてる気がするってちょっと思った。
カンボジアの田舎で「病院に行く」ってなったら、結構な時間とお金かかるわけ。
GHCがある村から病院行くってなったら、バスにのって3時間くらいのプノンペンまで行かなきゃいけないの。
もしGHCがなかったら、
グラウンドでちょっとけがしちゃったから保健室(病院)行こうって気には絶対ならない。
家であんまりきれいでもない水で傷口流して、てきとーな布でも巻くだけになると思う。
でもGHCがあるから、比較的気軽に、病院に行こうって感じになる。
小学校に保健室があったように、
あの村にGHCがある。
そしてそこで気軽に治療してもらえる。
そのこと自体に教育効果があると思うんだよね。
で、実際にもGHCはアウトリーチで子供たちに保健教育をしてたり、今回のスポーツの時みたいに、GHCに子どもが来たときに指導をしたりしてる。
今はまだ子どもにもこの保健教育の意味は分かってもらえないかもしれないけれど、いつかこの子どもたちが大きくなったときに、その意味が理解されて、自分自身がしっかりした保健感覚をもつようになると思う。
そして、次の世代の子どもにその感覚を伝えるようになる。
そうやって、長い目で見た「教育」を提供できるようになるんじゃないかな。
なんかまとまらないけど、今日は小学生を見てそう思いました♪

GRAPHIS
会計 須永智成