一年ほど前の話です。
私たち夫婦が喪主のような形で、
お葬式を出したことがあります。
夫の伯父さん(義母の兄)が、
埼玉にいるとは知っていたのですが、
全く交流はありませんでした。
伯父さんは聾唖の障害があり、
同じ障害の伯母さんとの二人暮らしで、
子供はいませんでした。
昨年9月の終わりごろ、
伯父さんが脳幹出血で倒れ入院したと、
知らせがありました。
万一の場合の延命措置について訊かれ、
伯母さんは「自分で決めることが出来ない、
だから親戚である甥(夫)に来てほしい」、
と言っているということでした。
親戚はみな北海道で、
若い頃就職で埼玉に来て以来、
親戚との交流もほとんどない状態。
関東にいる親戚は夫だけ…。
この時は、
早速夫が行って、お医者さんとの話に
立ち会ってきました。
伯父さんの兄弟が北海道から来る、
などという話もあったのですが、
その後しばらく連絡はなく…。
10月7日、午後3時過ぎ、
入院先の看護師さんから、
「もう時間の問題ですので、
なるべく早く病院の方に来て下さい」という、
連絡がありました。
夫は勤務中だったので、
早く帰るように電話連絡をしました。
この時私はただ臨終に駆けつける、
ということしか考えてなかったです。
そうすぐは帰れないようなので、
4時過ぎに病院に連絡したところ、看護師さんが出て、
「少し前に確認をしました。」と言われました。
亡くなった、とはっきり言わないので、
最初何の事かよく解りませんでしたが、
続けて、
伯父さんを運ばなくてはいけないが、
伯母さんが一人では決められないので、
早く甥を呼んでほしいと言っている…、と聞いて、
確認、とは死亡確認のことで、
伯父さんの遺体を運んで貰うため、
業者さんを頼まなくてはいけないんだ、
…ということがやっとわかりました。
今手話通訳の人に来て貰っているが、
伯母さんは喪服を直しに店に行きたいと、
焦っている、どこかに行かれては困るので、
なるべく早く来て下さい、とのこと。
これって大変な問題なのでは?
業者を頼むってことは、
すなわちそこに、
お葬式を頼むってことだよね…!
夫がそれを決めることになるの?
夫は普通の勤め人で、
葬儀に詳しいわけではありません。
10年前、夫の父が亡くなった時は、
義母がすでに全て準備をしていて、
私たちはただ葬儀に出て、
業者の言う通りに、動けばよかったのです。
会ったこともない伯母さんは、
先回もそうでしたが、準備どころか、
「自分では決められない」と、
重大な決断を避けているようです。
これは大変なことになるかも??
夫だけでは心配なので、
子供たちの夕飯を、近所に住む母に頼み、
急きょ、私もついていくことにしました。
ちょうど夕方のラッシュが始まる時間帯。
夕闇の迫る中、
日常生活を過ごしているであろう人々と共に、
電車を乗り降りしながら、
これから始まろうとしている、
非日常の予感を感じていました…。
長くなりますので、
また続きを書きたいと思います。
急に寒くなりました!
そろそろ、暖房を出さなくてはですね。
皆さんもどうぞお風邪などひかれませんように…。
義母の弟(叔父)ではなくて、兄(伯父)でした
ので、
文中の呼び名を訂正しました。
