昨日の続きです。
(病院到着~第一回打ち合わせ)
記録の意味もあり、記述が長く、細かくなってすみません。
(適当にスルーして頂ければ幸いです)。
義母の弟ではなく兄でした
文体変わってすみません。
その病院に着いたのは、
もう7時に近い頃だった。
通された場所は、霊安室ではなく、
病棟の談話室のような場所。
初めて会う伯母さんは、小ぶりでふっくらした人。
明るい笑顔で、かなりサバサバとした印象。
故人の枕もとで悲しみにくれる姿を、
想像していた私はこの時点でかなり面食らった。
病院からの、早く出て欲しいという雰囲気を受けて、
葬儀の相談に入る。
意思疎通は手話通訳と身振り手振り。
夫婦ともに無宗教、貯金があるので、
普通の葬儀をしてくれればいい、という希望。
看護師さんが見せてくれたリストの中の、
大手葬儀社の写真入りパンフレットを見て。
うちから近い、この葬儀場がいい。
という伯母さんの意思で決まり。
こんなに簡単に決めていいのかな…?
と思いつつ電話をかけてみる。
無宗教の葬儀もできるそうで、
すぐお迎えに行きます、とのこと。
伯父さんの遺体は葬儀社に、
安置して貰うことになった。
そしてほどなく、看護師さんから、
葬儀社の方が来ていると言われ、
伯母さんと手話通訳者2人、私たち夫妻が、
霊安室に急ぐと、もうストレッチャーで、
伯父さんを運び出すところだった。
電話からのあまりの早業にびっくり!
義父の時は、お医者さん看護師さんが、
裏口への道で遺体に最敬礼して、
見送ってくれたものだけど…、
時間外のためか今回は何もない。
バスのようなワゴン車に、ストレッチャー、葬儀社の人、
私たち5人が乗り込み、病院の裏口から夜の街へ…。
結構長く走り、とある建物に到着。
祭壇のある部屋に伯父さんを安置する。
ここで初めて伯父さんの顔を見た。
眠っているようで、
その身体に命がないことが、
とても不思議に思われた。
どうぞ安らかに、と祈る…。
そして葬儀の打ち合わせ。
この日は10月7日だったが、
火葬の予約がいっぱいということで、
通夜12日、告別式13日となる。
火葬にもランク付けがあり、
上は22万台、一番下が7万台という。
女性と男性でも値段が違う。
初めて知る現実…。
この地域には公営の火葬場がなくて、
民営のものだそうだ。
公営とは「0が一つ違う」お値段だそう。
遺体にはエンバーミングという保全措置をするそうだ。
血液を抜いて防腐剤を注入し、
化粧なども施してくれるとのこと。費用は大体15万。
10日に改めて詳しく打ち合わせをすると決まった。
総額について尋ねると、
ランク付けのされた表を見せてくれた。
最高が500万円台で、最低が125万。
それに火葬費用、会場使用料16万が、
加算されると最低でも150万程度になる。
年金暮らしの伯母さんの生活は大丈夫だろうか?
私たちも手話通訳者の方も心配になって、
「伯母さん、大丈夫?」と聞くのだが、
伯母さんは大丈夫払えるという。
葬儀社の人が言うには、
無宗教の式なので、省略できるものも、
色々考えられるそうだ。
そうすると少しは安くできるだろう、
とのことだったのだが…。
とりあえず、
当座するべきことを終えたので、
伯母さんに笑顔でお礼を言われ、帰途につき、
何とかその日のうちに帰宅できたのだけれど…。
何か割り切れない気持ちが残る。
最近はあまりお金をかけない葬儀がある、
という話も聞くので、
もっと何とかならなかっただろうかと思う。
手話通訳者の女性二人も、
「高かったですね!」と驚いていた。
ネットで調べてみたら、首都圏でも、
葬儀、通夜込みで50万ほどのところもある。
火葬式だけなら、20万以内で済む方法も。
訃報を聞いた時には、調べる余裕もないし、
病院到着後は、搬送を急がなければならず、
勝手のわからない地域のことでもあり、
どう選ぶべきかわからなかった。
だから、伯母さんの「近くの斎場がいい」
という希望で決めたのだが…。
もう少し何とかならなかっただろうか。
聾唖の障害はどうしても情報に疎くなる、
と通訳者の方が言っていた。
おばさんは「少しでも安く」、
という意思表示はしてないから、
私たちの取り越し苦労かもしれないけれど…。
(第二回打ち合わせ~葬儀)へ続く
