こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

掃除機で足の指を踏んでしまいました。(なぜ?)

 

血豆がみえたので確認したら切っていました。

 

人間は生身だなあと妙に感心しました。

 

みなさま、うっかりお怪我に注意して、健やかにお過ごしくださいませ。

 

 

本日ピアノ選びのお話です。

 

 

新しいCDを買ったぶどうさん。

 

さぞ最新作だろうと思われようが、実は3年前に発売されたもの。

 

しかし内容は、なんと60年!以上前の録音盤だ。

 

販売店のポップにはアルゲリッチデビューリサイタルと書いてあったような?

 

今月はアルゲリッチさんが来日され各地で演奏会をなさっているせいか、そのお名前がよく取り上げられる。

 

お店はこのお祭り期間にと、各種取り揃えていたのだろう。

 

現在齢80超え、デビュー時のものだから古いものと想像できたろうが、そこはぶどうさん。

 

全然思いつかなかった(笑)

 

いつか弾いてみいたい曲が入っていたので、迷わず購入した。

 

お値段もそんなにしなかったし。

 

パッケージを開いて、解説などを読んで、この録音がアルゲリッチさん19歳の頃のものと判明した。

 

すばらしい。

 

何も考えていなかった19歳の頃のぶどうさん。

 

アホだった。今も十分アホだけど。

 

人生の密度と、息長く活動を続けられているパワーの違いを感じずにはいられない。

 

スーパーなお方と比較しても仕方ないが、大いに見習わなければと思う。

 

一ミリでも前進して濃い人生を送りたいものだ。

 

CDの話に戻ろう。

 

デビューリサイタル版なので当然古い録音なのだが、音はわりかしよい。

 

現代の技術をもってオリジナルサウンドに近いように作られたもののようだ。

 

音質いまいちの、CDMDプレイヤーでも、十分楽しめる。

 

たまに入る雑音はCDのせいか、プレイヤーのせいか・・・そこはわからない。

 

純粋にピアノを楽しむ人には歯がゆいかもしれないが、お勉強用に買ったので問題なしだ。

 

これらの曲を弾く前に寿命が尽きないようにしないと(笑)

 

リラックスタイムにそのCDを流していて、あら、と思ったことがある。

 

もしかしてスタインウェイのピアノなのだろうか。

 

そんな感じの音がする。

 

使っているピアノは何なのだろう。

 

調べてみたが、わからなかった。

 

CD付属の解説には、ある程度情報が書き込まれているが、それにもなし。

 

アルゲリッチさんがスタインウェイのピアノを使っているという情報はあったが、このCDの録音時に何を使ったかはわからなかった。

 

ぶどうさんの、駄耳には、多分スタインウェイのピアノ。

 

ああ、こんな音のするピアノが欲しいなあと思った。

 

昔からそう思っていたが・・・今となっては買えそうにないお値段なので夢は見ないことにした。

 

ちいさな家1軒が建つお値段ですから。

 

夢は見ないつもりなのに、夢見心地でCDを聞き終え、現実に戻ったぶどうさん。

 

もし万一同じピアノを手に入れられたとしても。

 

同じ音が出るとは限らないことに気が付いた。

 

前にもそう言っていたではないか。

 

弘法、いや、天才はピアノを選ばないかもしれないが、凡人は同じものを使っても同じ音が出るわけではないのだ。

 

ピアノの問題ではなく、腕の問題。

 

となると。

 

いい音が出せるようにならないと、ピアノ選びはできない。

 

ピアノを選べないから、いい音の出るピアノは永遠に手に入らない。

 

ん-ーー。

 

いい音のするピアノが欲しい凡人に救いの手はあるのだろうか。

 

天才にはなれないし、どうやったら素敵なピアノが手に入るのかわからなくなったぶどうであった。