最近ハマったのが、アメリカのテレビドラマ「ザ・ボーイズ」です。国民から圧倒的な人気と羨望を集めるスーパーヒーローたちが、実は欲と名声に取りつかれた連中で、ヒーローの一人により恋人を殺された主人公(ヒューイ/ジャック・クエイド)が、「ザ・ボーイズ」という集団のリーダー(ビリー・ブッチャー/カール・アーバン)によって、ヒーロー達との戦いに巻き込まれていく、というストーリー。
ヒーローたちが個々に活動するのではなく、ヴォートという企業に属して、利益に加担している、というのが新機軸です。ヒーローの面々は多士済々。トップグループの「セブン」は、スーパーマン、ワンダーウーマン、透明人間、アクアマン、フラッシュ等を連想させ、楽しませてくれます。また、クビになったヒーロー、降格を恐れるヒーロー、上昇志向のヒーローなどもいて、ヒーローというより、まるでビジネスマンw
かなり、エグイシーンもあり、設定も含め、大人向けのブラックコメディSFといったジャンルです。知られた俳優は、前出のカール・アーバン、エリザベス・シュー(ヴォートの副社長)、サイモン・ペグ(ヒューイの父親)ぐらいですが、ハーレイ・ジョエル・オスメントが出ていて懐かしかったです。
アマゾンプライムビデオで独占配信中で、シーズン1(全8話)を観終わったところです。第8話のラストでストーリーは急展開。シーズン1では登場シーンが少なかったものの、ピアノも素晴らしいというギャップが魅力のブラック・ノワールの楽しみですし、新たなヒーローも登場するとの情報もあり、今年(2020年)配信予定のシーズン2が待ち遠しいです。