手軽に出来る電気代対策②
先日の記事(手軽にできる電気代対策①)で、色々な器具の電気代を調べてみました。
今回は、その続きです。
②どんな対策があるのか
③どんな効果があるのか
どんな対策、効果があるのかを色々と調べてみました。建築士の観点から環境工学の視点でも見てみたいと思います。
- エアコンは、タイマー機能を使って節電する。
- 居ない部屋、居ないスペースの電気を消す。
- 食洗機を出来るだけまとめて回す。
- LED電球に交換する。
- 光熱費を使わなくて済む食材を購入する。
- ヒートテックなどで着衣温度調整する。
- 湿度を高くする。
- 暖房する部屋の体積を減らす。
- 窓付近のコールドドラフト対策をする。
- 窓の断熱効果を上げる。
- 壁の表面の温度を上げる。
- ドライヤーの使用時間を減らす
思いつくままに書いてみました。その中でいくつかを解説します。
3,食洗機を出来るだけまとめて回す。
うちではほぼ毎食後に回していましたが、今は1日1回、出来るだけまとめて回しています。シンクに水を張った容器を置いておき、夜ごはんが終わったら回すという感じです。
6,ヒートテックなどで着衣温度調整する。
7,湿度を高くする。
快適な室内環境の要素に着衣量(clo値)があり、人が着ている衣服の熱抵抗や断熱性能を表します。また、室内湿度が高くなると温度も上昇します。これらをうまく取り入れて調整すると、体感温度を効果的に上げる事が出来ます。
8,暖房する部屋の体積を減らす。
物理的に部屋の体積を減らします。自宅2階はほぼワンルーム仕様で、勾配天井としたため、天井高さが3.5mほどあります。空調するにはまったくの不向きです。例えば人がいないスペースでカーテン、ロールスクリーンなどで分割する事も有効です。
9,窓付近のコールドドラフト対策をする。
10,窓の断熱効果を上げる。
窓付近は、冷気がたまりやすいので温度差が生じます。部屋で暖房をつけても、窓は断熱効果が低いためです。窓の断熱効果を上げる方法としては、窓にプチプチやプラダンを張るという方法があります。
ホームセンターで売っている2mmのプチプチを窓内側に施工。
外からの見栄えは。。。今はそんなことを気にしている場合ではありませんw
とにかく4万円の電気代を下げる事、これがミッションですから。
自宅2階、大きめのサッシの2/3程度を塞ぎました。上の方までは貼っていないので、景色が見える快適さは変わらず。
断熱効果が体感できたので、全ての窓に貼ってみました。
但し、建築基準法などで規制を受ける建物、部屋についてはご注意下さい。
・内装制限を受ける建築物
・カーテン等に防炎物品を使用する必要がある建築物
・火気使用室(ガスコンロ、暖炉等)の居室
これらに該当する場合は、プチプチやプラダンは、NGとなる可能性があります。
12,ドライヤーの使用時間を減らす
ドライヤー、結構時間かかりますよね。
ファンヒーターやエアコンの効いている部屋で、自然乾燥を取り入れるのも一つです。
8割くらい乾いたかな?と言うところでドライヤーを使えば、使用時間を減らす事が出来ます。
他にも節電対策が無いか、考えてみようと思います。
イワタ。