スペインで食べたかったものはいくつかあります。そのひとつcrema catalana=クレマ・カタラナ。

初めて習ったテキストにクレマ・カタラナの記述があり、当時の先生が「カタルーニャ地方のデザート」であることを教えてくれました。
その時からいつか食べてみたい!と思い、スペイン旅行で叶えるべく、menúを眺める日々ですが、私はなかなか出会わない。
朝の散歩で入ったカフェで、メニューにイラストがあって質問したら、「これはクリームブリュレです」
うーん🤔違うのか?でも、やっと出会えたので注文してみる。
日本でもあまり食べないクリームブリュレ(クレマ・カタラナ)
おいしい!
満足でした。

その後、調べたところクリームブリュレは卵と牛乳とクリームを湯せんしてつくり、クレマ・カタラナは卵と牛乳、コーンスターチを混ぜてオーブンで焼いたもの。
食感はクレマ・カタラナの方がしっかりしてるみたい。

またいつか、本場でクレマ・カタラナを食べる日を楽しみにしていますー


 

徳川家康の御朱印状だそうです。慶長14年は西暦1604年なので、421年前
撮影は自由だったので、落ち着いて撮影できました。
 
スペイン館は海の底から始まります。
暗い海底のような部屋でスペインと日本の関係を知ります。
テーマは「黒潮」地理で苦戦した海流の暗記を思い出します。覚えられないので、テスト開始直後にテスト用紙の隅にさっき慌てて覚えた海流を日本列島に見立てた楕円形の周りに、南西から対馬海流↗ 南東に黒潮↗ 、北西にリマン海流↙ 、北東 親潮↙の順番に書いていました。振り返れば、きちんと覚えてこそのテストで、ずいぶん浅はかなことをしていました。
 
さて、テーマが黒潮と聞いたときには「スペインと日本は黒潮で結ばれている?」かと思いましたが、黒潮自体は太平洋に流れているので、直接は結ばれていません。太平洋を通ってアメリカ大陸を通り、ヨーロッパへ海流が流れ、日本からスペインにつながっているということのようです。
 
日本との関係は遣欧少年使節を通して作られました。イタリアと同じく遣欧少年使節ですが、イタリア館の伊藤マンショは天正遣欧少年使節。こちらは伊達政宗公が派遣した慶長遣欧使節です。
初めて見た大河ドラマが「独眼竜政宗」だったので、伊達政宗公には親しみを感じます。私の中の豊臣秀吉は勝 新太郎!、徳川家康は津川 雅彦!!、伊達政宗は渡辺 謙です。
 
 
海の底から、次の部屋に移ると太陽の下のような明るいオレンジの世界。
たくさんのポストカードがスペインの各地をテーマごとに紹介してくれます。
海の底から明るい太陽の下へ、面白いコントラストでした。スペインの一面である情熱だけではない、スペインの奥行きを見た気がしました。
 
私のひそかな野望はスペイン館でスタッフの方とスペイン語で話すことです。
列に並んでいる間にいたスタッフさんにはお姉さま方が取り囲み話が盛り上がっていたのであきらめ、入り口で“¡Holaaa
!"と挨拶してくれたので、“Hola,¡encantada!”、「こんにちは、初めまして」と挨拶してみました。スタッフさんは“¡Bienvenidos!”「ようこそ」とお返事してくれました。
会話とは言えないかもしれないけど、目標は達成。
よしよし!
はるか昔、イタリア館を直接予約できていたときのことです。
とにかくイタリア館が良いらしいという情報を頼りに、なんとかアプリから予約を取り、イタリア館に入ることができました。
 
2026ミラノオリンピック・パラリンピックの聖火トーチ
美しい。
 
伊藤マンショの肖像画
中学生の頃、社会科の便覧で眺めていた遣欧少年使節の伊藤マンショ。
受験の現代文の問題に出た気もします。

どのアングルで撮るのが正解かわからない「ファルネーゼのアトラス」

ミケランジェロ「キリストの復活」

ピントがあってないですが、「キリストの復活」と写真を撮る人たち

「エトルリアのテラコッタ製頭部像」メモしておらず、いま調べました。
髪の毛のウェーブがお気に入り。

「エトルリアのテラコッタ製骨壺の蓋」これもいま調べた(その2)
蓋だったのか、しかも骨壺。なんか愛嬌があってかわいーぐらいに思ってました。

映画「Diamanti」の衣装。
赤と黒

映画「Il racconto dei racconti」の衣装
赤と黒

多分これはガラスの骨ではなく、外の装置が展示品なのでしょう。
私はガラスきれいーと写真を撮っていました。

レオナルド ダ ヴィンチのスケッチ。
ひとり1枚ということで、やはりあせってしまいました。

イタリアパビリオンは照明がムーディーだったので、私の腕ではうまく撮れていないことがかったです。
でも、とにかく良いという情報に違わず充実した展示と演出に、がんばって写真を撮りました。
写真も撮ったけど、肉眼でもじっくりと眺めることができたと思います。