世代的に衝撃的だったことがあります。江戸時代に行く話とか好きだったっけな……
しかしこのブログにはできるだけ明るくバカバカしいことばかり書くようにしているので、今回もいつもどおりゆるい内容です。
漫画のプラチナエンドを読みました。
あまりにも面白くて、あっという間に読み終えてしまった……何だかもったいないことをした気がします。
↓ネタバレがあります。↓
・主人公
敵が殺しにかかってきているのに「撃てない……」って、何言ってんだ! 主人公ならここで必殺技だろ! 悟空ならかめはめ波で、ルフィならゴムゴムのピストルだ!
などと突っ込みながら読んでいましたが、この漫画は彼が主人公じゃなければ成立しなかったと思います。主人公が普通の人だったら、普通に駆け引きバトル漫画だけで終わっていたかと。
・ヒロイン
「大好きなヒロインちゃんには赤の矢なんか使えないな……!」とかやっている主人公を問答無用でブチ抜く場面がものすごく好きです。これこそバクマンで言うシリアスな笑い。
・博士
「自分の考察だとうんぬんかんぬん……」と延々話す場面は、食い入るように見てしまいました。僕も不思議な力なんかがあったら「使用に当たってのルールは?」「そもそもどうやって成立している?」と考えたり分析したくなったりしそうです。
・お金が欲しいOL
この人が出たとき、「人数合わせとしてテキトーなキャラを作ったんじゃない?」と思いました。しかし……理想に縛られるわけでもなく、理屈っぽく語りたがるわけでもなく、最も現実が見えていた人だったのでは。
何だかんだ言って、「普通の人の視線」は物語に必要。
・ヒーローのような何か
最初にあの姿で出てきたとき、オバカキャラかと思いました。しかし実際は……
博士と対決したらどうなっていただろう……あっさり負けていたかな。
・サラリーマンのおっちゃん
何このかっこいい大人キャラ……
・中二少年(中一)
迷惑かかっちまったな!
・天使たち
「真の目的にたどり着ける候補を連れてきそう」という天使は上位(とあるキャラ以外)、「大した候補を連れてきそうにない」という天使は下位、なんて構造になっている気がします。急な格上げはどこかから強烈な推薦があったからとか。
・結末
つまりそういう何かが存在していますよと。そしてその外側にも……
とんでもない方向に話を持っていった感じがありますが、最後まで読み終えたときの僕は「すごい漫画を読んでしまった」という気分になっていました。
で、この漫画はアニメ化されるとか。デスノート(書いた方が同じ)とどっちが面白いかは意見が分かれそう。僕はこっちの方が好き。バクマンはジャンルが違うので比較しにくいかと。