「オルゴォル」 | granny heart

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趣味の手芸(今1番好きなのは"クロスステッチ")や、お気に入りの雑貨や本のことなどをのんびり書いています。




久し振りに、
この作者さんの別の本も読んでみたい!と思える小説に出会いました
(*^_^*)





朱川湊人さんの
『オルゴォル』


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イベントで知り合い、
お世話になっているIさんのブログで、
この本のことを少し前に知り、
気になっていたので…

図書館からかりてきて、
今週読んでみました




私は、
気に入った本があれば
その作者さんの本は幾つも読んでしまいます。





そんなに普段から小説をたくさん読んでるわけではなく、

ついつい、
短時間で読める
絵本や児童書、ハンドメイド関係の本ばかりを読みがちなのですがが…


やっぱり、
小説も良いなぁと久し振りに思いました







この『オルゴォル』という本、

私をしっかりと話の中に引き込んでくれる本でした。


読んでると時間を忘れるぐらいで、
途中で閉じても続きが気になって仕方がない、

それくらい相性が良い本は久々でした。




そして、
登場人物が人間らしくて、
感情の動きが、
私の心に違和感なくすーっと入ってきてくれるかどうか…


これは
私と本の相性を決めるうえでの重要ポイントです!




そんなふうに相性も良かったうえに、

読み終えた後、
「この話好きだなぁ、読んで良かったなぁ」と、
思えた本でした









読み終えて。。。









いろんなことで、

悩んだり、迷ったり、わからなくなったりしても…

そんな中でも、
ちゃんと何かを感じることができる人になりたい。


そう思いました。




何かを感じて、
できれば自分の考えを持てる人でありたい。


自分の考え。

言葉にするのは簡単だけど…
私はすぐ気持ちがごちゃごちゃになるところがあって、
あれこれ考えて自分の考えがわからなくなってしまうところがあります。



でも、
そんなのは案外誰でもそうで、
それでも自分の考えというものに辿り着くためには、


いろんなことを知って、

経験して、

感じておくことが
大事なんだろうなぁと思いました。



子どもでも、

大人でも。



何も感じないんじゃなくて、
いろんなことを想像できる、
感じたことを積み重ねることができる人間になりたい。


そんなことを思えた本でした。





そして、


8月6日は
広島に原爆が落ちた日。


この8月という季節に
この本と出会うことができたのは不思議で、
縁があったようにも思えます。



広島には、
結婚する数年前に主人と行き、
原爆ドームの前に立ち、
資料館を見てきました。



そのときのことも
思い出すことができた本でした。




















抽象的なことばかり書いてすみません…

どんな本なのかよくわからない感想になってしまいましたね

(-_-;)






朱川さんの本、
また読んでみようと思います
(^_^)