モラハラ、虐待  | 中国伝統風水師相沢璃慧

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最近、ある方との話で、前夫がモラハラだったのです~という話が頭の中にひっかかり、流すより、しっかり理解できた方がいいかな~と思い、このブログで調べて書いてみる事にしました。

 

モラハラは主に夫婦、友、会社、親子等で起こります。

 

加害者は、相手を罵倒したり、相手が傷つくような事を言ったり、相手の未熟さ、無能さゆえに私は怒っている!と、自分の思い通りに相手をコントロールしようとします。

 

ひとつひとつの「嫌がらせ」は、誰しも機嫌の悪いときにはやってしまいそうなことなので、それが「虐待」かもしれないとは、当事者も気づきにくいようです。

 

でも、そうした「嫌がらせ」が断続的に長期にわたり、そのことで、「自分が悪いから」と罪悪感をもち、相手の気分をいつも心配し、押し込められたような、窮屈な生き辛さを感じるようであれば、「これはひょっとしてモラハラ?」と二人の関係性を見直すといいかもしれません。

 

一般的に、人が「キレ」て、他人を攻撃する(言葉であれ、態度であれ)ときというのは、本人としては、自分が感じたくない感情を感じないために必死で自分を守っていることが多いようです。

 

例えば、「自分は人より素晴らしい特別な人間だから愛されている」という思い込みがあったとすると、自分が「特別」扱いされないと「愛されていない」ことになります。

 

でも、「愛されていない」と感じるのがあまりにも辛いと、どうしても自分を「特別」に扱わなかった相手が悪いことにしなければなりません。そこで、相手を「失礼」で、裏切り者 「無知」で「無能」だ、ととことん批難します。男女間等の親近性が高いと、私を傷つけた嘘つきも入るでしょう。

 

言われた方は、「攻撃された」と感じますが、批難した当人は、「愛されていない」という感情から必死で自分を守っているだけなので、自分が「攻撃した」という意識がないことも多々あります。

 

「攻撃した」側に自覚が薄いため、理解ができない無能とばかりに「嫌がらせ」が繰り返され、相手を追い詰めてしまいます。

 

「ひょっとしてこれはモラハラかも?」と二人の関係について思ったら、まず、「私だけが悪いのではない」と自分に言ってください。

 

「自分が全て悪いのかも」と思いこむとそれこそ身動きがとれなくなり、ますます共依存の罠にはまってしまいます。

 

特に「モラハラ」の被害者は、「自分を大事にする」ことが「いけないこと」であるかのように感じてしまいがちなので、「自分を大事にしていい」とOKを出してくれる知人・友人との接点が必要です。二人の関係の外にいる人達とつながることで、客観的な視点を保ちたいものです。

 

人は誰しも他人から認められたいと思うものですが、自分で自分にOKを出せないと、自分が主体的に大切にしたいもの、とりわけ「自分」や「自分が愛する人」、を大事にできないというジレンマを抱えます。

 

二人に欠けているものが、「シンプルに大切なものを大事にする。特に『自分』を大事にする」ということであるならば、関係性を変えていくためには、「自分を大事にする」という点でリーダーシップをとる勇気が求められます。それが相手との距離をとることである場合もあります。

 

特に、モラハラの場合は、その暴力性が外から見えにくいため、被害者も、自分が自分を差し出しているという意識を持ちにくいようです。

 

むしろ、「あなたが悪い」と言われ続けると、「相手を傷つけた」「相手を助けられない」私がちゃんとやれないからだ、という罪悪感の方を強く感じて動けなくなってしまうようです。

 

こうした罪悪感は、心の奥深いところに誰しも抱えているものですが、子供の頃に喪失体験がある場合や親を助けたかったのに助けられなかったと感じてしまうエピソードがあると罪悪感の罠にかかりやすいということもありそうです。

 

また加害者側もモラハラの関係性になっていない他者に向かっては、良い態度ができる場合も多いので、ことさら周りからは見えずらく、被害者の方は難しい舵取りになりやすいのです。

 

このように、一人一人が自分の感情に責任をもてず、自分の感情を相手のもの、あるいは、相手の感情を自分のものとして感じていて自分と相手の境界線が無い状態を「癒着」と言い、この「癒着」した状態が硬直化してしまった関係性を「共依存」と言います。

 

共依存関係になるとお互いにネガティブな感情で縛り合うので、特に被害者の役割にはまると不快で苦しいにもかかわらず、関係性を解消するのに大変なエネルギーがいります。

 

加害者の立場に立っている場合、周囲を巻き込みながら、被害者の落ち度をたたき続けている事も多いから、家族の中で孤立という事も出てきます。

 

いったん離れた方が、冷静に二人の関係を見つめ直すことができることも多いです。

 

モラハラの被害者にとって、加害者―被害者関係を解消する上での最大の難関が「罪悪感」ではないでしょうか。

 

「自分に何らかの落ち度があって、誰かを深く傷つけてしまったために、このような罰を受けているのではないか」という思い込み(加害者からのメッセージでもある)から自由になるためには、「自分は悪くない」と自分の罪悪感からの「許し」が必要です。

 

でも、加害者から罪悪感を強化されていますので、ここでの離婚であれ、絶縁であれ、かなり難しい状況です。たとえしたとしても、モラハラ被害者には、救済者マインドが強くある場合もあるので、罪悪感に取り込まれてしまいやすいのです。

 

だからこそ、カウンセリングを受ける、対策を考える等、外からの強い援助が求められます。(注 神戸メンタルサービス 臨床心理学)

 

ここまで書いていて、涙が止まらなくなりました。

 

皆、正しさより、幸せを取ろうね。

今は、今こうなんだ~と受け入れていいの。世界に責任を取りすぎないで。

私たちは、今すぐ神様になりたいけど、なれないから。

 

自分を命がけで愛する事が大事なんだよ。その愛があふれ出して英知になり、学びになり、それが世界を本当に幸せにするんだ。

 

自分を犠牲にしても、誰も幸せになれないし、自分の無罪性も、人の無罪性も見えないんだよ。

 

誰にも罪の意識はいらない!!

頑張らないで大丈夫!!今、ここを踏みしめる事が大事。その上で、自分の生きたい世界。自分の愛が見えてくるんじゃないかな。

 

あなたの価値を命がけで受け取る事。それが、一番大切な事。世界全体で起こす援助が必要な事 🌸私の価値 あなたの価値🌸