また貴方以外本当はこの世界に誰もいなかったら?
あの人に傷つけられたとか、怒られていると思っている人が全てあなたで、愛しきる為に全てがあるとしたら?
苦しいとか、惨めだとか、怖いとか、あれが必要で、これが無いと大変な事になると思っていたエネルギーは本当は貴方じゃなかったら?
良く観察してほしい。あれは貴方だろうか?
霧のように、幻想で、貴方から離れているものではないだろうか?何故か、霧を自分だと思う癖も確かにある。
また、出会いや、あの人、この人と思っていた物が、全てあなただったら?
あなたは何を恐れる必要があり、何を取りに行かなくてはいけないで、誰から素晴らしく見てほしいと顎を上げているのだろうか。
私達は何故かお互いの役に立ちたいから、矢を射る。
的はいつも大体外れてはいるのだが、それでも自分の為に、人の為に愛の矢を射る。
打ちまくっている。
誰かは、池に集中して打っているし、
誰かは何故か空に向かって打っている。
最初からアスリートのように真ん中ばかり捉える人も少なくない。
とは言え、的は変わり続けるから、打つ方も大変だ。
しかし、全ての人は徐々に周りの助けもあってなんとか真ん中に打てるよう、あの手この手を神様も考えているようだ。
あなたの目から見える視界
あなたの耳
あなたの体に集中してほしい。
貴方の意識に集中するのだ。
貴方の考え以外に何が聞こえますか。
この世に他に誰かいますか?
あなたの前に体現されているのは貴方の為のショー。ゲームだ。
貴方はここにただ一人。
この世は夢だ。夢から覚めないなら追い求め、葛藤と罪悪感に囚われる。束の間の成功の美酒もまた良いだろう。しかし残念ながら束の間でしかない。
小さい魂の動揺も、大きい魂の動揺もない。全て同じ動揺だ。
だからこそ、この世を乗り越えた光を見ながら生きた方がいい。もっと静かに、光を広げる。そんなイメージ。