縁というものPT2 | 中国伝統風水師相沢璃慧

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さて、昨日は長い日記を書きました。ブログはこちら

この話はほぼ、日本の仏教でいうなら縁覚界について話をしている事になります。

一切は縁から生まれ、縁によって滅びると悟る世界です。こうして悟った人を羅漢の人といいます。かの釈迦も羅漢の人だったのです。

そしてこのブログを読んでいる皆や私も、羅漢の人になりうる道があるというわけです。

あ、私の住んでいる所からそう遠くない場所にも、羅漢寺という物があるのですよ。とっても景観もお寺も素晴らしいのです。

とは言え、縁の道を理解するのも、自分のものにするのも、またまた”道”がつきものです。

そしてここでは悪い言葉、鬼がつく、邪がつく、遅くなる道があるのを教えましょう。

1哀れで、惨めで、情けない。絶対に許されない。
(これは自分に対しても、他人に対しても呪いの言葉になりえます。)

2自分の面子にかけても、絶対相手に復讐してやる。
(会社でも、説教を強くされたり、親子、夫婦でもある言葉です)

3こんなはずじゃなかった。受け入れられない、悔しい

大体この3つでしょうか。

足りないのは、”発展を信じる心”と”仏心”です。

さきほどあげたこの3つは、神事をやるさいに、死んだ方達の言っている事ベスト3です。

この3つは、生きていて持ちすぎても地獄、死んでもなかなか成仏しない、そんな心持なのでしょうね。

1は自分と他者を敬う心に著しくかけている時に起こる心です。罰を与えすぎても、発展どころではありません。

感情的に受け取りすぎず、一心に信心して心を落ち着ける事が大事なのです。こちらの世界では本当に哀れな人はいません。未来の楽の為に今修行しているだけなのです。

変な話ですが、この心が強いと死んでも邪気にからまれて苦しみもがいている魂も多いのです。

現実問題、生きている時も、自分を幸せになるのを許さないで責め上げていたように思います。本当にその個人を害する人もいたでしょう。

2は会社の上司や、親が強く怒りすぎた時、人は時に復讐心を持ってしまう場合があります。

よくもあそこまで言ってくれたな!ぎゃふんといわせてやる!許せない!とそこまでいったら仕事はうわのそら、今できる努力も全てストップです。

相手の厳しい言葉は仏が彼等の姿を借りていっている、今、向き合い、己を磨こうとそんな風に考える事が大事です。また、それこそが縁の世界なのですから。

3は素晴らしい考え等を知ってはいるのですが、自分がすいすいできなかったり、周りがその通りではないから怒ってしまう人の心です。

そういう事がある。そういう事もある。と一つずつ許し、次を決断する心。物事を素直に受け止め仏心をだしてゆく、忍辱の行(堪える心)が必要なのです。

この心が出る時は、外に移る自分の姿におびえて、ギリギリまで嘘までついてしまう人も多いです。霊として出てきた時、自分は徳川家康です等と言って、ずっこける場合があります。

この場合自分をあるがまま受け止め信じる勇気が必要なのです。

理解はしますが、死んでまでも自分を瞋恚の世界(いかりとよく)の世界であがいているというのも不憫なものです。

生きている内に頭を下げて、天を信じるのも心を楽にする道であり、自分を救う供養の道です。

人の目の向こうにあるのはいつも自分。恨み心の変わりに仏心を持って生きていく。それがタオの道でもあるのですよ。

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先日Tちゃんの娘さんに激しくさかった愛犬ロメオ。やっぱり去勢しようかなぁ。。