ヤマハビル | 雲の呟き

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流れる雲のように、浮かんでは消えていくものの名残を文字にしています。
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昨日は娘が7月に企画しているラテアート大会の打ち合わせに栄に出るという。



雨降りだったので女房と一緒に連れ立って出てって娘を送ってからハッキリしないがおそらく40年ぶりぐらいに伏見のヤマハ名古屋店に行ってみた。


大学を出て帰省した頃毎週のように来ていた。


改装はされたし当時の知己は皆さん定年で辞められていて会う術もない。


ただ中2階へと続く階段は当時と同じ造りだという縁(ヨスガ)を偲ばせている。



当時1階はこんな体験型のカフェでは無く楽譜やCD売り場だった。


昔事務所だった上の階に楽譜やピアノなどの専門性の高い売り場や楽器教室になっている。


月曜だからかどこの売り場も閑散としていてスタッフさんは退屈そうだが何と言っても世界で唯一「総合」と言っていい楽器メーカーの中部拠点店の自負はあるだろう。他社メーカーの展示はほぼ?いや提携メーカーを除けば全くない。


ご多分に漏れず楽器店はサウンドハウスみたいなネット通販が大きな営業市場になっていて店舗はデモンストレーション、プレゼン向けと思っていい。ただ音そのものにこだわれば現場で音を出さないと確信は持てない。


女房はもちろん管楽器に興味があるわけで売り場に行くと管楽器だけでなく弦楽器もあったので私はサイレントベースを試させてもらった。


残念ながらやはりこの手の弦楽器音のシミュレーションは忠実なんだろうがアコースティック特有の倍音が不自然に思えて購入する気になれなかった。ツアーに出たりするには簡便だろうけど音響屋としてはちょっといただけない。


グランドピアノもCFは聴けなかったが買収したベーゼンドルファーの小さい家庭用サイズのカスタムモデルがあったので店頭スタッフに弾いてもらって音を聴いた。音のセパレートは良くないが倍音の厚みのある、やはりうちのスタインウェイより低いトーンの音だった。弾き込めばきっと分離も良くなるだろうとスタッフは語っていた。


上から降りてきて1階のカフェでヤマハの音叉マークの焼印の入ったどら焼きとコーヒーをいただいて帰った。