オーダーメイド | 雲の呟き

雲の呟き

流れる雲のように、浮かんでは消えていくものの名残を文字にしています。
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悪しからず御理解願います。

今週の休みは近くに住む次女夫婦が孫を連れて山に行ったので女房は手持ち無沙汰。


いつも店が休みだと子守を次女は放棄したいばかりでジジババをあてにして振り回されるのが通例だからだ。


とは言え店の商売から手を引いた私は家にいるのがデフォルトで、うちでゴロゴロしている女房が面倒くさい。


ま疲れてるならのんびりさせてあげるのも仕方ないとはおもうのだけど。


サラリーマン亭主が引退して奥さんが亭主をうざったく思う気持ちが少し分かった気がする。


なんかやればいいのにと思うけど。


仕事と孫がいないと何もないというのは将来まずいぞ。


自分で言うのも変だがおかげと私、ひとりでもトレーニングやピアノやパソコンと多趣味なので普段何かしていてその方が気楽でいい。


孫も可愛いし大事だけど一日10分でいい。


で仕方なくどこか連れ出すかと思いついた。


今年正月に駅前の超有名なフレンチに行った時のこと、普段トレーニングでティーやランパン、ジャージ、コッパンかトレーナーで済ましていてスーツってビジネス時代のビジネススーツしかほぼ無いのに気づいた。


どこかかしこまった場所に出かけたときビジネススーツというのも悪くはないけどあの仕事をしていた時代のシリアスな緊張感が蘇ってしまうのだった。


結果その時は若い頃に買った金ボタンのトラッドスタイルの紺ブレにした。


結構したブランドものだけど良いものは時を経ても古さが感じられないのがトラッドの良いとこだ。


頻繁ではないけどかしこまっていても少しカジュアルでビジネスを感じさせないスーツもいるなと感じた。


そこで女房を連れ出して久しぶりに買い物に行くことにした。


ぶら下がりも考えた。現役時代はスーツは消耗品。いちいちオーダースーツなどもったいなくて買ったことがない。


だがやはり体型も含め多少の着心地の悪さなど無視していた。


亡くなった父は近所に個人の馴染みの仕立て屋さんがいて私が小さい頃よく一緒に採寸や仮縫いに付き合って行っていた。


今のように低価格のスーツを量販する店など無かった時代それが当たり前に思っていた。


ネットで検索して口コミの無難なところに午後から出かけてみた。


女房と駅前のフレンチでケーキとカプチーノをいただいてから仕立て専門の洋装店に。


さすがに平日の午後混み合うわけも無い。事情をきっちり伝えて採寸してモデルを選んで少しカジュアルなスーツを仕立てることになった。


仕上がりまで3週ほど。予算は量販店のぶら下がり、ピンキリだけどざっくり2ー3倍。


久しぶりにデパ地下に女房と夕食の惣菜を買ってから帰路に。


来月が楽しみ。