安倍元首相が銃撃されて亡くなった。謹んでお悔やみ申し上げます。
政治家と言うのは人の恨みをかう仕事なんだ。と痛感させられる。
聖人と言われたガンジーですら凶弾に倒れた。万人に受け入れられる治世など無いという証左かもしれない。
今までいろんな先輩方、あるいは若くして不幸にも逝かれた方々の死に様を見、また送った。
営業的には成功者だった経営者。亡くなった葬儀で以前働いてた社員の方が陰で「あのクソ親父やっとくたばりやがった」と罵っていた言葉が忘れられない。
あるいは同じように成功した経営者が晩年子供達に疎まれて遠くの施設で寂しく亡くなったと聞いたこともある。
その方たちの必死になって遺した事業も今は人手に渡って名前すらないものもある。
まさに平家物語のような盛者必衰を見た思いだ。
一方私の叔父はお金には縁のない人だった。
いつも失敗ばかりして決して成功したとは言えないが私には優しくて小さい頃名古屋の繁華街で友達と遊んでバス代まで無くて歩いて家まで帰る、多分10kmほどの途中立ち寄ったら飯を食わせてくれた。
犬とコーヒーが大好きで安いインスタントをいつも私に薦めては疎んじたことが思い出される。
叔父の最期は白血病で死期を悟ったのか看護師や周りの人たち全員に礼を言ってから意識を失って逝った。間際に私も耳元で叔父に礼を言った。皆から仏さんのような逝き方だと言われていた。
昨年亡くした私の義理の父母もお金には縁がなかったが葬儀に参列いただいた方々に本当に惜しまれて逝った。
私の養父も亡くなったあと以前勤めてくれていた社員さんが弔問に来てくれて。もう事業の形すらないのに。
安倍元首相については生前いろんな疑惑もありその功績は立場や意見の違いから分かれるのだろうけど、いつか歴史がまた評価することだろう。
少なくとも私は他所様に嫌われないで逝きたいものだと感じた事件だった。