式から2週、介護用品などを返却して平静さを取り戻しつつあります。
式の時の経緯の記録として書き残しておきます。
まず私自身長いこと生きてきて多くの先輩方を見送りましたが無宗教の人前結婚式は経験しましたが葬儀は一度も経験がありません。
ましてや自身で葬儀の進行、演出をするなど想像したことすらなく、どうしてこんなことを始めたかと言えば以前は毎週ミサにも出向き洗礼までした敬虔なキリスト教徒だった父母が教会とどういう訳からか分かりませんが闘病中に何かもめて脱会したらしく不信心になっていたことからでしょう。
おかげでどうする?と始まり今さら訳の分からない融通坊主に戒名だのもらってとか想像も期待もしないのは家族全員一致した意見でした。
またもともと阿久比町に住民票のある母を名古屋で引き取って介護してたこともあって葬儀の手配先をどうするかすら決めきらないうちの事態に陥ったわけですが亡くなった途端に亡骸の保管とか医療から葬儀に手配が切り替わるわけで即断を続ける必要があります。
本来決断すべき喪主を務めた長男の義弟らは経験が無く私が手配するほかないようだったので結局3年前に私の父を送った際の業者に手配を頼みました。
これはあとから女房が霊柩車に乗った際運転してくれたスタッフからの情報ですが、名古屋周辺で自宅から出棺するのは100件ほどあったら3件程度ではないかと聞いたそうです。
昔は当たり前だった自宅葬は当節貸会場が殆どで葬儀費用の内訳の会場費が出張費になるだけで費用は変わらんうえに列席者の駐車場の負担など面倒極まりないようです。
たまたま私の店は駐車スペースもありますし、肝心の母もここで息を引き取ったわけで手間が逆に全くなかった。
義弟は葬儀費用すら想像してなかったようで予算は限られていました。あけすけな話ですがだからと言って私達姉夫婦が多くを負担するつもりもなく遺ったもの達が気が済むように納得できれば良いと思いました。亡くなった本人には分からないことです。それでも霊柩車や棺など最低限のコストや手続き上も費用は要ります。このへんでだいたい30万ぐらいからのようです。上を見たらキリがありません。
あともう一つ焼き場は本人の住民票のある知多郡では費用がかからないそうですが、たまたま葬儀をあげた月曜が友引で知多の斎場は休みでした。
お通夜をもう一日増やせば問題ありません。ただもう一日増やすと横浜から来ている娘達とか息子のワクチンの2回目の接種とか私の精密検査とかいろいろ家族の予定がずれ込んで費用以外のトラブルが増えていきます。もとより家族は日柄を気にしていません。
亡くなった名古屋では友引でも営業でしたが別途7万ほど費用がかかってしまいました。
あと収骨ですがこれも遺族の意見で全くしませんでした。理由は先ほど書いたとおり。遺ったものが納得すれば良いから。
正直仏教徒の私は当初少し抵抗ありましたが骨など拾ったところで家制度のなごり子々孫々大事にしてくれるか妙な縛りを当節遺すなど意味も無い事だと私も納得しました。ただやはりその後弔問に来ていただく友人がたが拝むものが無いのが弱る程度でそこだけは遺影を用意してます。
おかげさまでとても印象深い母らしい葬儀を自分たちの手で上げてあげられたのは幸せでしたが今回つくづく思ったのは想定できる事態はやはり準備をしておくことが重要だという事。
よく言う終活ですが不祝儀だと忌み嫌うことなく誰にも避けられないことならどういう送り方をして欲しいのか?また送る側もできるのか土壇場右往左往しないよう備える事に努めたいと思います。
以上何かの参考になれば。