
入って受付も女性一人で何しに来たのと言わんばかりに怪訝そう、事情を話そうとするが、込み入った話はとてもフランス語では話せず、英語でと思ったら彼女、私よりも英語は苦手なようで、好きに見ていってくれと奥の展示室に誘導してくれた、、、ようだった(^-^;
奥に入ると男性エンジニアが一人対応してくれて、彼は英語が大丈夫だったので何とか事情が通じてくれた。セルマー自身に関心があったので妻のマウスピースのことはひょっとしたらと淡い期待をしていったのだ。

というのはもともとセルマーは今はサックスが有名なのです。もともとクラリネットから始まったメーカーで木管が主戦場のメーカーで、妻のトランペットはあまり有名ではない。実際妻のトランペットはBACHであってセルマーUSA傘下のメーカーでフランスとまったく関係ないわけではないが遠い存在なのだ。

案の定フランスではもうトランペットは数年前に製造中止になった、マウスピースを含めて中古を探すしかない。とあっさり言われてしまった。
そこで今度は娘のアルトサックスのマウスピースをと相談するとピッチ(リードとボディのクリアランス)を指定しないと出せないという。そこでメールで娘とやりとりしようとしたが待てど暮らせど返信がない。
諦めてせっかくここに来たのだから何かお土産になりそうなノベルティが無いかと尋ねたらキーホルダーと首からぶら下げるリードを出してくれた。少しばかり分けてもらった。
思っていたより早く終わったので私もオルセー美術館に向かった。娘がまだいるかと思ったのもあるが一度私も入ってみたかったからである。

メトロとGPSでオルセーに向かうと4時過ぎだというのにまだ行列している。閉館が5:30なのでゆっくり時間をかけてみることもできないが、人は多くてもルーブルよりは鑑賞する環境は比較的静かで常設のモネなどの印象派、特別展のGustave Doré、ゴッホ展を駆け足で見てきた。
ドレはとても細密な上に強烈な風刺と個性はとても印象的だった。ゴッホ展は日本でも幾度か見たことがある。久しぶりに見たゴッホの部屋とか跳ね橋とか病院の中庭とかこれだけたくさんの名画との再会できるのは感動的。ただの「絵」なのに「恋人」に再会したかのように「ここにいたのか?」っていう感じ。5:30に閉館で追い出されるように帰路につく。
