欧州視察??? | 雲の呟き

雲の呟き

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さてようやく寝宿にたどり着いたナポリであるが残念なことに夜遅く何もできない。団体ツアーの悲しさかナポリの中心部から西に6㎞ほど離れた山側、イタリアなのに「アメリカンホテル」というところだ。口コミどおりビジネスホテルレベル。

遅く着いただけでなく、翌日の団体行動が早朝からのため前日から朝食はBoxでもらい結局寝るだけの素泊まりだった。設備も古く、混んでるとエレベーターは永遠に来ないのではと疑りたく成る程遅い。乗っても振動が酷くていつか止まらないかと不安なほどの代物だった。しかし歴史と伝統を重んじるイタリアならではのアナログセンスf(^^;)とあえて日本の流儀はふりまわさない事にした。

翌朝7:00頃集合だったので5:30おきでナポリ湾まで海を見に暗い中、走りに出た。イタリアはサマータイムで日本と時差7時間遅れだが日の出は6:50前後だった。つまりサマータイムでなかったら5:50頃というニュアンスのほうが近い。

添乗員は治安が悪いので夜間不用な外出は控えるようにアナウンスしていた。躊躇されたが、翌日からの日程上このタイミングで走らないとイタリアでは走れない。


表にでて走り出して気づいた。兎に角道が悪い。舗装路であっても日本ならちょっとした林間の踏み固めた程度の不整地路に近い凸凹のニュアンスで足元を警戒せずに走ると躓きやすい。

それでも何とか峠まできたがいっこう海は臨めない。白み始めるにはまだ30分ほどありそうだと思った頃に、まさかの街路灯がどすんと消灯してしまった(;o;)「えー(@_@)マジか?」都心部は別かもしれないがこの辺の街路灯は6時にタイマーで落ちるらしい。暫くして目は少し闇になれたが明るくなるまでは待っていられない。時おりとおりがかるまだまだまばらな車の前照灯を頼りに超警戒しながら宿に戻ることにした。

戻って急いで支度しロビーにおりてバス乗り込んだ。この日の予定はナポリ市街地を車窓から観光、のち船にのってカプリ島に渡り「青の洞窟」とかいう名所を見てから昼食、ナポリ湾に戻ってアマルフィ海岸に移動、観光しそのまままたローマに戻る。

つまりもうこのホテルには戻らない。


しかもこのバスはローマに移動するために荷物をピックアップするだけ。午前中の観光は別にチャーターしたバスに乗る。

イタリアでは過重労働で事故を起こすようなことの無いようにバスの運転手の労働規制は厳格に運営されている。一日の運転時間が厳しく守られていて休憩時間についても特定の時間に何分と決まっていて、その休憩時間には都度乗客を降車させバスをロックする徹底ぶり、乗客は逆に車内で休んでいられないのだ。


一台のバスを長距離移動のためにチャーターすることはできないだろう。「郷に入っては郷に従う」面倒ではあるが飛行機で移動するよりは移動時間がおそらく短い。

ようやく日の上がりはじめるとひとけの無かった通りにもすこしずつ目立ち始め、地元のジョガーも走っているのをみた。ナポリ港まで下りてくると小さな町でもさすが自動車が多く通勤ラッシュ。ここを団体でいちいち降りて観光するには時間がかかる。バスの車窓ごしにぐるっと案内されたが結果的に効率的だったように思う。惜しむらくはミラノと同じようなギャラリアが下りて歩いてみたかった。一番はこの周辺に宿が取れていれば一番面倒もなく少し観光もできたはずだ。

青の洞窟のあるカプリ島は人気なようでフェリー乗り場はすでに人が多く集まり始めていた。


カプリ島へつづく