北海道弾丸スキー③ | 雲の呟き

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流れる雲のように、浮かんでは消えていくものの名残を文字にしています。
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悪しからず御理解願います。

 父の癌や長女の帰名やらいろいろで落ち着いて書き残しが中途半端になってしまった。記憶も定かにならず認知症っぽい。早く記録しておかないとブログに残せなくなってしまう。




 2日目午後。ゴンドラにのって朝里岳の標高1180mまで一気に上った。頂上はずっとガスっていて風もあり寒い。カフェもあるのだが動いているほうが温かいのでさっさと落ちていくことにした。
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 キロロはもう一本長峰1090m側にもゲレンデがあるがどちらも上級者向けと指定のあるコースでも信州のようなコブだらけでガリガリのアイスバーンみたいなことはなかった。斜度はあるのだろうが新雪に近い雪質で転倒はしなかったが怖いという印象は少ない。楽しむにはとても安全で面白い。北海道でもこんなゲレンデばかりでは無いのだろうが、ここで滑っていると自分がうまくなったと錯覚してしまう。




 今回息子に言われたが「弾丸」と称したとおり移動は空港⇔スキー場だけで北海道観光なぞまったく眼中になく「滑る」「食べる」「寝る」の連続の「合宿」状態。さすがに連続して3時間も滑ればいい加減疲れるし、寒いし、飽きもくる。残念なことに強風が吹くとゴンドラも動かないし長峰の第二エクスプレスを登れば歯ごたえのありそうな斜面があったのに最後まで結局一度も滑れずじまいだった。




 夕方、有料だがホテルピアノの天然温泉と夕食を取りに出向いてみた。ゲストが少ないおかげでテナントのレストランのいくつかは休業している。結局息子とイタリアンのレストランでコースをいただいた。雰囲気もとてもよく一皿一皿丁寧なサービスに息子は気おくれしていたようだ。なかなか洗練した食事をこんな山中でもいただくことができるのはありがたい。
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温泉も雪景色の露天風呂をほとんど貸切状態で楽しむのははとても贅沢な話である。


3日目。雲の呟き


夜の間に大量に降った新雪。スキーで観光客を呼ぶこともなかったら雪害といえるほどよく降る。生活するには大変なところに違いない。この日も午前中いっぱい3時間券を買って滑る。最後まで「合宿」したおかげで息子の不満もつのる。「次は一人で観光にくるから」と迷惑そうだ。




 いままでも私の旅行は「目的達成型」になりやすい。ロスにいけばDisneyland三昧だったり、ホノルルにいってもマラソンベース。どこかでのんびり時間をつぶすということがあまり無いので関心の薄い同伴者だったりすると退屈させることになりやすい。




 予定では夕方のバスで新千歳に向かう予定だったが滑ることもできずホテルの部屋は追い出されるわけで早めのバスに変更してもらって千歳でみやげの時間を長く取ることにした。往路飛行機の中で割引券をもらっていたので千歳で遅いランチにラーメン。味噌もいいけど大学時代、彦根の道産子でいただいた味を探しに本場旭川の塩バターコーン。バターでギトギトに思えるかもしれない。写真ではこってりしているように見えるが、以外にあっさりしていて口当たりはさわやかである。


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 ちょうどキャンペーンをやっていてこれをいただいてからここのレシートを持っていくと今度はいくつかの別のスイーツのお店で割引が受けられるという。まさにかもがねぎしょってきた感じ。そこで次にいったのが北海道牛乳カステラというお店。ここパティシエ界ではちょっと有名な辻口氏が関係しているらしい。


 地元の生乳で作るカステラ、、、うーん私は長崎堂のカステラの下についたザラメが好きなので申し訳ないが70点ぐらいか?が牛乳は絶品。ならば牛乳をお土産にと思ったがこの店なぜか牛乳は販売していない。店員の紹介で奥にある別の店の「ジャージー牛乳」を買って帰ることに。




 息子はお土産に定番「白い○×」を仕入れていく。私はトランペット吹きの上さんの罪滅ぼしに小樽のガラス工芸品など


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ずいぶんと北海道の地域経済に貢献したところで搭乗口に移動。




 ところでさかのぼることその一時間ほど前、新千歳のショッピングエリアでずいぶんとお酒を召されて店員に店からつまみ出されていたオジサンがいたのを覚えている。周囲の店からも物珍しげに人がでてそこここで噂していたためにいやがおうにも目についたオジサンである。




 なんとそのオジサンまたもや私たちのJALの搭乗口でも係員にとがめられているではないか。脇で聞いているとあまりに酒量が多くて今度は関西空港出発便で航空法に抵触するらしく搭乗を拒否られたらしい。この日の関空便はもう無く、どっかにお引き取り願おうと係員がオジサンのご家族に連絡をとろうとやっきになっているのがわかった。


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 幸い酒乱というほど暴力的なこともないが年のころなら60は回ってそうな先輩である。いい歳をして機嫌がよくて飲んだのかどうかわからないが、自分の酒量もわからないほど飲んで周りに迷惑をかけているのではほかの愛飲家にも迷惑な話である。




 息子といっしょに何かスポーツをするのは息子が高校のときに一緒に走ったシティマラソン以来だろう。こんな機会はもう無いかもしれない。念願だった北海道でのスキーもちょこっとだけど味わうことができた。息子が父親になって今の私の歳になったときに今度の旅行のことを懐かしくいい思い出としてよみがえらせることができたらと願っている。