The 40th Honolulu Marathon race and walk② | 雲の呟き

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 国内で多くは無いが何度かマラソンに参加してきた。海外は今回が初めてではある。国内でタイムばかり狙って走ってきた私にはホノルルはとても不思議な大会だった。


 「時間制限が無い」つまりドクターストップがかかるような特殊な例外以外は、あくまで自分自身が「諦めない」限りゴールが必ずやってくるレースなのである。完走率は99%前後だと聞いたことがある。


 実際今回も25000から30000ほどの参加者だったようだがサブ7狙いぐらいまでの人たち以降はほとんどがロングウォークになっている。私たちが30km地点のアラハイナコミュニティの前あたりを通り過ぎた11時ごろ(6時間経過)でも20km地点を通過してすれ違って歩いていく人たちが居たのを覚えている。まだ半分以上残しているのに。


 夕方事務局のFaceBookサイトを覗くとまだ歩いている選手が居るらしかった。自分で自分を信じる。諦めない。そんな気持ちがこのレースの参加者にも沿道を見守る人たちにもあふれている気がしてならない。


 今年ウルトラマラソンに初参加したとき70km過ぎに足がカチコチに死んで跳べなくなった。いちずな思いから「これが終わったらもう歩けなくなってもいい」と自分の足の感覚を押し殺して最後走った時のこと。自分からは絶対に諦めない。そんなぐらいなら関門でオフィシャルにストップをかけられることを選んだ。レベルこそ違えどそんな思いに近いものを感じると泣けてくる。


 今回女房にとっての初マラソンにつきあってよかったと思う。もちろん上さんのがんばりに拍手だったが、私一人好きなように参加していつものように4時間を切ってもし走りきっていたらこんな喜びに似た体験はしなかっただろう。さっさとゴールしてホテルに入ってまたどっか出かけてしまい、後ろを歩いている人たちをどこかさげすみ、こんなんはレースじゃないと独断を決めつけていたかもしれない。


 女房とがんばって何とか8時間を切った。最後のゴールゲートの前で沿道のたくさんのゲストとハイタッチをしてからゴール前で上さんと手をつないで挙げてフィニッシュラインを切った。


 途中でシャワーを浴びさせてくれた沿道のファン、おにぎりを差し入れてくれた私設AID、アコーディオンを弾いて応援してくれたご婦人、愛犬と写真に入ってくれた応援者、たくさんの人々とハイタッチをしこんなマラソンっていいでしょ?って皆が誇っていたように思うしうらやましい限りである。

 

 レースの印象はこれぐらい。JALパックの用意したお昼をいただいてホテルまでシャトルで戻り、上さんに急いで腰近くまで水風呂につかるようにいって冷やした。私は初マラソンのあとアイシングも何もしなくて歩けなくなった経験があるからだ。おかげか夕方には普通とは言えないがそこそこ歩けたし、翌日も特段問題無く過ごすことができた。


 ここで参考までに翌日空港で買ったローカル紙のホノルルマラソン特集の記事で年齢別男女のベスト5ランキングをご披露しておく。ちなみに男女それぞれベスト250も別記されていた。ちなみに今年男子なら3:24:28以内、女子なら3:59:15以内なら記事に名前が載ったはずだ。


でもホノルルのだいご味はタイムレースでは無かったということだけは申し添えておきたい。

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