セントレアで気がかりだったこと。搭乗口に向かう前に横浜の長女と電話で話していた。どうも仕事の事でまた悩んでいるようである。仕事で自分を追い込んでいるのと見知らぬ土地での一人暮らしのせいで疲れやストレスがたまってときどき情緒不安定になるのが不憫だ。
出国のSCを済ませてから150ドルだけチップ用に両替し搭乗口に向かう。滞在中は原則ほとんどクレジットカード。カードだけはJCB,VISA,Masterと3種持って出た。結局帰国後まで両替することなく滞在6日間Cashはこの150ドルでほぼ足りた。
往路の飛行時間は6時間50分。エコノミークラスはパックツアーの哀しさだが767は2×3×2だから昔のジャンボよりはましかな?せめて新幹線ぐらい足元が組めたらいいだろうに。時間も時間なのでそれなりに寝ることができたみたい。もともと睡眠時無呼吸症候群な私はよそ様に迷惑をかけたくないし恥ずかしさもあってこういうとき寝るのが怖くて定かではない。
夜空を東に飛ぶ右側の翼の上、国際線は高度が高いのでもちろん雲のはるか上。星空がとてもきれいだ。その星星、特に明るい木星だと思われる右側の星もほとんど動かないと感じるほどだったからそこそこ気流がよかった。おかげで快適なフライトだった。
空港について久しぶりのアメリカである。以前生きていたコリーを飼う前にいったフロリダ以来だから10年前後アメリカには足を踏み入れていなかった。驚いたのはセキュリティ。テロ以来とんでもなく厳しい。テロとの戦いはアメリカにとっては有事なんだなと感心する。
指紋を採るのは日本でも長期滞在者には義務付けられていると聞いてはいたが観光客全員にアメリカは今するようになった。やっぱり気持ちの良いものではない。師曰く「己の欲せざるところ、人に施すことなかれ」と唱えながら入国審査官の前に。彼は職務に照らした義務を執行しているだけなんだから詮無い事と諦めて入国目的を伝える。マラソンのために来たといったらあんなしんどい事私はまっぴらだと呆れられてしまった。
久しぶりにかわす英会話。もともといい加減な度胸だけ英語の私だが頭にちっとも入ってこない。答えたくてもちっとも浮かんでこない。英語で返すのが面倒で日本語で通したくなってくる。ハワイが日本語で十分だよってよく言われるが、確かに日本語を話せる方も多いとは思うがそれはほかのメインランドやアジアなどの国々に比較して多いだけの事で、滞在中かなりの部分は英語で過ごさなければいけなかった。
こういう時、私は器用に英語脳と日本語脳を両立させることが難しい。むしろどっぷり英語脳でいるほうがいちいち日本語に変換することを諦めて無茶苦茶ではあるけど英語を英語のままで受け入れているほうが楽でいい。ただきたないFワードがついつい出やすくなるのを辛抱しているのが少しストレスだった。

