安斎のうなぎはやっぱり最高 | 印南敦史の、おもに立ち食いそば

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立ち食いそばを中心とした食日記。

中華の「ふじかけ」と同じく、我が家には、ほぼ年に一回程度しか利用しない店がもう一軒あります。





うなぎの「安斎」。
















荻窪駅南口から徒歩10分弱。
とはいえバス通り沿いで、周囲が栄えているわけでもなく、立地的には決していい条件ではない。
なのにね、予約をしない限り、なかなか入れない店なんですよ。










なにせ一階に一席、二階に二席だけ。
しかも天然もののうなぎを、予約時刻に合わせて焼いてくれる店なので、一見さんには対応しきれないシステムなわけさ。












もう、これがデフォルト。
だから我が家も、うな重と肝焼きを人数分予約しておいたのです。






















ビールは予約不要です。(当たり前です)












漬物がですね、絶妙の漬かり具合。
お吸い物も、「ここまで“引く”かー!」といいたくなるほどの出来。
無駄な味が一切しないということです。
こういうところに手を抜いていないお店は、それだけで信用できます。












肝焼きも、これまた絶妙。
適度な弾力があるけれど臭みはまったくなく、苦味もちょうどいい感じ。
ビールとの相性抜群です。










で、真打登場。












どうです、この艶。
このうなぎ、ふんわりとしていて、決して大げさではなく、舌の上で溶けるんですよ。










もうたまらんです。










食べながら笑ってしまった。
なぜって、去年と同じパターンだから。
待ってる間は家族全員でワイワイ話をしているわけですが、食べはじめると自然に会話がなくなり、










しーん。










としてしまうんだな。
気持ちを奪われてしまうほど、おいしいということですよ。
誰も話さず、ただ店の外を通るバスの音が聞こえるのみ。










やっぱりこの店、すばらしいな。










ちなみに、うな重の写真をがフェイスブックやツイッターに画像をアップしたら、DJの小林径さんからも「安斎大好きです」とコメントあり。
径さん、グルメだからなあ。










というわけで、大満足の土曜日ランチ。
夏を満喫しました。