グランドハープのソフトカバーがクリーニングしにくい件 | ピアノ&ハープ

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久しぶりの投稿となります。

今日はグランドハープのソフトカバーのクリーニングについての話題です。

グランドハープ移動にハードケースで持ち運びが出来れば一番良いのですが、ハードケースは高額ですし普段保管に困ることからソフトカバーを使用している方がとても多いです。

ソフトカバーはきれいに使おうとしても、床や埃をかぶっている所に置くことも多く段々汚れてしまいます。

そこでクリーニングしてみようと思いクリーニング屋に相談してみますと、ほとんどのお店はソフトカバーをクリーニングしてくれないことに気づきます。

その原因はクリーニング方法を記載したタグが付いてないからです。アメリカの有名メーカーのカバーは「made in USA」のみのタグが編み込んでいたりします。

クリーニング屋さんの反応を描写致します。

まず受付の時点で、4.5L用ビニール袋で上下より包まれた大きい物体が机の上に置かれると「なんだ?」と身構えているのを感じます。そしておもむろに袋から、全長2mの見たこともない物体を目の前にして困惑します。

これはまずいとすかさずこちらも「グランドハープのカバーです」とフォローします。そこで「あ・・・ああ・・・」と気の無い返事を頂くのです。そしてタグを探し始めます、そこで無いことが分かると「タグがないので無理ですね」の一言。

さて困りました。ではここからどうしたでしょう。

そこで自社大型工場を持っているクリーニング屋を検索しました。電話で事情を説明して、近くの店舗に持ち込んでもらえば査定してみるとの返事。

そこで青山ハープのグランド用ベルベットカバーとライオンヒーリーのPRELUDE用ソフトカバーを持ち込み。数日経ってどちらもクリーニング出来るとの返事をもらいました。ライオンヒーリーの黒のソフトカバーの方は乾燥させるのに2週間かかるとのこと。恐れ入ります。青山ハープのベルベットのカバーは先に頂ききれいになったので気持ち良く使用していますし、ライオンヒーリーのカバーもご覧の通りきれいになって帰って参りました。

ハープカバー

ここで一つご注意点があります。

ライオンヒーリーの青いグランドハープカバーは中にグレーのスポンジが入っています。青山製と違いステッチで細かく縫い付けていないので、クリーニング中に中のスポンジが動いて丸まってだめになってしまうことがありますので注意が必要です。私も過去に一枚だめにしてしまいました。

ちなみにベルベットカバーが2160円、PRELUDEの黒ソフトカバーは4320円でした。

きれいなカバーになると新しい時の気持ちになりハープへの愛情も復活します。