脚本家/小説家・太田愛のブログ -6ページ目

ジュンク堂書店松坂屋高槻店の書店員の方が、太田の文庫本用に、なんと手作りで「登場人物しおり」を準備してくださっています!

 

 

実を申しますと、単行本刊行の折より「このようなしおりがあれば良いなあ……」と、夢みていた逸品。千人力です。文庫担当の方、ありがとうございます! 

朝日新聞で相棒20周年の特集が組まれ、紙版は、明日の元日に掲載されます。デジタル版では一足先に29日よりインターネット上で公開されています。水谷さん、反町さん、輿水さんと一緒に、太田のインタビューもちょこっと掲載されています(…緊張しました)。インタビュー記事は、紙版では一部、デジタル版では全文が読めるそうです。

デジタル版のインタビューのリンクは

 ↓

こちらです。 

 

みなさま、よい御年をお迎えください。

 

2022年1月1日夜9時より放映の相棒20元日スペシャル『二人』の脚本を担当しました。捜査の依頼が、亘さんの姉から舞い込んでくるという、ちょっと変わった始まりの物語です。ゲストにはイッセー尾形さん、片岡孝太郎さん、飯島直子さんをはじめとして、とても豪華な俳優さんが集まってくださいました。右京さん、亘さんたち最強のレギュラー陣とともに描く相棒ワールド。実は太田も今日、予告編で初めて映像を見たばかりです。

 

予告編は→こちらのページです。

 

新年最初の夜、ぜひ相棒20元日スペシャルでお迎えくださいませ。

 

 

 

 

 

 

久しぶりの更新になります。

 

本日、未明に映画評論家の町山智浩さんが、ご自身のnoteで、

『太田愛、『ウルトラマンダイナ』から『相棒』、そして『天上の葦』へと貫かれるもの』という評論を掲載してくださっています。長年の友人がすぐに連絡をくれて知りました。→リンクをこちらにも貼っておきます。

 

この文章は『天上の葦』が文庫化された折に、町山さんが解説として書いてくださったものです。最初に読ませていただいた時、『天上の葦』だけでなく、デビュー時の脚本から振り返ってくださっている内容に驚き、とても嬉しかったのを覚えています。

町山さん、あらためてありがとうございます。

 

この評論を読んで、太田の作品に興味をもってくださった方がいらっしゃいましたら、どの作品からでもぜひ手に取ってみてください。

 

ところで、今年は4月より小説『未明の砦』の新聞連載を続けていますが、8月より上越タイムスでも掲載が始まっていますので、現在、陸奥新報、千葉日報、三陸新報、苫小牧民報、上越タイムスの5紙で連載中です。久しぶりの大がかりな群像劇を、楽しみながら、書かせていただいています。

 

実は、小説執筆に並行して、この秋、1本、映像のシナリオを書きました。今はまだ情報をオープンにできないのですが、もうまもなく詳細をお知らせできる機会がやってくる予定です。その時は、このブログとホームページでお伝えしますので、どうぞお楽しみに。

 

 

 

 

 

新作小説『未明の砦』、6月16日(水)より、「苫小牧民報」でも連載が始まりました。「陸奥新報」、「千葉日報」、「三陸新報」に続いて四紙になりました。「千葉日報」「三陸新報」「苫小牧民報」は、電子版でも購読できます。ぜひ、ご一読ください。

       

また、6月15日(火)より角川文庫の夏のフェア・カドフェス2021キャンペーンが始まりました。拙著『幻夏』が「手に汗にぎる!」作品として、夏のおすすめ本のひとつに選ばれています。KADOKAWA本社ビルの玄関にも、こんなふうに飾られています(↓)。

『幻夏』から、鑓水シリーズを読み始めたという読者の方も大勢いらっしゃるようです。25刷になり、帯も新しい装いになりました。書店でお見かけの際には、ぜひお手にとってみてください。

 

 

新作小説『未明の砦』、現在掲載中の「陸奥新報」、「千葉日報」に続いて、6月8日より新たに「三陸新報」での連載が始まりました。

 

物語の始まりは、クリスマスシーズンの吉祥寺駅前。

その日、警視庁組織犯罪対策部は、極秘裏に監視してきた4人の青年グループを逮捕すべく万全の態勢で待機していた。だが、4人が駅前に姿を現した直後、タイ料理店で不審な火災が発生、次の瞬間、捜査員たちの目の前で4人が忽然と姿を消した――。

 

と、こんな感じで始まります。今作は、現代日本で起こるクライム・サスペンスで(鑓水たちのシリーズとは別ですが)、老若男女大勢が登場する群像劇になる予定です。また、イラストレーターの藤岡詩織さんが毎回、素敵な挿画を描いてくださっています。

 

ぜひ、ご一読ください。

 

 

今年1月に受賞した山中賞のトロフィーが届きました。台座に「第4回 山中賞」。書名の『彼らは世界にはなればなれに立っている』も白い文字で刻まれてあってすべてが手作りのトロフィーで、温かい自筆のお手紙も添えられていました。

トロフィーのキャラクターは、TSUTAYA中万々店のフリーペーパー「なかましんぶん」に登場する「ブッくん」とのこと。読書用のバンカーズランプの前で記念に一枚撮りました。TSUTAYA中万々店の山中さん、書店員のみなさん、心のこもったトロフィー、ありがとうございます! 

お知らせです。

新作小説『未明の砦』、新聞連載が来月より始まります。

 

物語の始まりは、クリスマスシーズンの吉祥寺駅前。

その日、警視庁組織犯罪対策部は、極秘裏に監視してきた4人の青年グループを逮捕すべく万全の態勢で待機していた。だが、4人が駅前に姿を現した直後、タイ料理店で不審な火災が発生、次の瞬間、捜査員たちの目の前で4人が忽然と姿を消した――。

 

と、こんな感じで始まります。今作は、現代日本で起こるクライム・サスペンスで(鑓水たちのシリーズとは別ですが)、老若男女大勢が登場する群像劇になる予定です。また、連載中は、イラストレーターの藤岡詩織さんが毎回、挿画を描いてくださいます。

 

『未明の砦』は複数紙に掲載される予定ですが、一番早い連載開始が「陸奥新報」さん、続いて「千葉日報」さんです。日程は、以下のとおりです。

 

陸奥新報 4月4日(日)連載開始予定。

千葉日報 5月5日(水)連載開始予定。

 

他の新聞での連載開始日が決まりましたら、順次ブログにてお知らせいたします。

 

どうぞお楽しみに。

 

昨年12月18日発売の『別冊文藝春秋』に掲載されたインタビューが、文芸春秋のウェブメディア「本の話」サイトに公開されました。『彼らは世界にはなればなれに立っている』を中心にお話ししたものを、まとめてくださっています。

こちらです

 

 

 

 

昨年上梓した新作『彼らは世界にはなればなれに立っている』が、『第4回 山中賞』に選ばれました。山中賞は、TSUTAYA中万々店の書店員・山中由貴さんが、半年に一度、「どうしてもお客さんに読んでもらいたい本」を一冊、選んでくださる賞です。昨年、ニュースでも取り上げられたので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません(→こちらです。)

 

本を深く愛する書店員さんの、人の温もりのある賞をいただき、心から嬉しく、また光栄に思います。『彼らは世界にはなればなれに立っている』は、『天上の葦』の3分の1ほどの枚数ですが、同じくらいのエネルギーを執筆に傾けました。この小説で賞をいただけたことに、一層の喜びを感じています。山中さん、TSUTAYA中万々店のみなさん、ありがとうございました。これを機に、より多くの方がこの本を手に取っていただければと願っています。

 

山中賞発表の動画、山中さんからのコメント、そして、中万々店のみなさんの温かい雰囲気がツイートでご覧になれます。→こちらです