「散歩」のほかに気分転換にあてる時間がない……という状態には、あまり陥りたくないが、そういう時の「散歩」は実にすばらしく貴重だ。
今朝、見た百日紅。
夏から秋にかけて百日近く花が咲き続けることから、中国ではこの字があてられたのだそうだ。
けれども、実際には一度咲いた枝先から、また新しい芽が出て新しく花をつけるという炎天下のイリュージョンが行われているらしい。
( ↑ と、さっき知ったんだ。Webで)
「猿滑」の字もあるように、木肌がつるつるしていて、植物に詳しくなくても一目で見分けられる。
植物を見て、その名がわかると、どこか心が弾む。
『あ、百日紅』と思って百日紅の木の前に立ち、花を眺めると、少し百日紅に近づいた気持ちになれる。