政治とメタルと網膜剥離 -20ページ目

「惻隠の情」を大事にするという赤沢亮正の海江田万里に対する質問

赤沢亮正という議員は、「感受性が豊かで惻隠(そくいん)の情など日本人らしい情緒を備えた大人」を理想としているそうである。

現在の政局は、菅の退陣待ちの妙な凪状態となってしまっている。菅の問題に比べれば海江田が大臣をやめるやめないなど些細なことだが、赤沢という男はそれを自らのスタンドプレーに利用し、海江田をさらし者にした。


泣く海江田も情けないが、号泣する海江田に対し同じ質問の繰り返しで攻め立てる赤沢には情がない。祖父が地元の土建屋の大物で大臣経験者、自らは運輸官僚を経て小泉郵政選挙で「刺客」として当選したという赤沢に、普通の日本人の情感を求めるのは、ないものねだりだろう。




赤沢のホームページにはこの質問について

「本日13時からの衆院経産委の質問を頼まれたのが、昨日14時過ぎに衆院本会議場で総裁候補でシャドウ・キャビネットの経産大臣(経産部会長)の西村康稔衆院議員からだったため、お知らせがすっかり遅れました。ごめんなさい!」

と書かれていた西村康稔が総裁候補としておだてられていることなど、初めて知った。自民党も本当に人材が払底して、恐ろしい状況に陥っている。

赤沢といい、西村といい、致命的に情感が欠けている者が自民党を跋扈しているような気がする。なんとも言えない気持悪さ、後味の悪さを彼の質問やホームページを見ていると感じる。