中身は、いつだって、この私。 -35ページ目

中身は、いつだって、この私。

子育てもひとだんらく。そろそろ人生、折り返し地点。
「やれるときに、やっとけ!」という父の遺言を胸に、やり残したことを消化することに全力を注ぐ、私の悪あがき日記。
次、何しよっかな~

今年は、桜の時期が短かった気がする。


一気に咲いて、一気に散ってしまった。


だけど、満開の時期に、子供と奈良公園へ。


すごく良かったなあ。

外人さんがいっぱいいて、皆さくらを見て幸せそうな顔してて、一生懸命写真撮ってて、それを見てると、「そうでしょ、そうでしょ、日本って素敵でしょう?ニコニコ」って、誇らしく思いましたね。

子供は桜より鹿に夢中だったけど。


奈良公園は大きな古木が多い。

ずっと昔からそこが守られていて、木が大きく育ってきた。

何年も、何年も、そこで人が桜を愛でて来たのだなあ、と思うと、日本って、良いなあ、って思う。


奈良公園は桜以外にも心惹かれる木がたくさんある。

私が一番好きなのは、公園内の植物園、春日大社神苑」の中央にそびえる、いちいがしの樹。

本当に古い木。でも風格があって、力を感じます。

その木の前に、能舞台があり、その下は池になってます。


それがすごく日本的で好き。


神苑は、苔がすごく美しいです。大好き。

一度一人で行ったことがあり、苔ばっかり見てました。にひひ


旦那が、今年、満開の桜をあまり見れなかったので、先日、満開の桜を求めて、咲く時期の遅い山里に行ってみました。


桜並木もいいけど、今年は、大きな一本桜を見たくて、探しました。


佛隆寺の千年桜。


大して観光地化もされてなくて、そのくせ有名らしく、信じられないほどの車。

細い道に、ごちゃごちゃ、めちゃくちゃに車停まってます。もう無法地帯。

案内の人が立っているのですが誘導通りに行っても停められない、という混乱ぶり。


それでも、順番を待って、やっと空いたので停めようとしたら、隣の駐車スペースに停めてた軽自動車が、なぜかそこに移動して停まっちゃった。なんで?ショック!


空いた隣は軽じゃないと停められないから、ビックリするやら、がっかりするやら・・・。

そしたら、一部始終を見ていた立派なカメラを持った男性が、旦那を誘導するために車を降りてた私に、声をかけてくれました。

「あの人、どうしてあそこに止まったんだろう?軽だったら、元のところに停めといたらいいのにねぇ?」 

「で、ですよね? なんででしょうね・・・?しょぼん」がっかり感丸出しの私。


「・・・・・あ!じゃあ、僕、車もう出すからさ、ここに停めなよ。」・・・・・え?

「・・・・・え?いいんですか?」「あ~いいよ。」 わお!まさに紳士!

だけど、さっきは、明らかにまだ、これからもうちょっと撮ろうって、感じでしたけど・・・。


男性が、道を戻って、車を出してくれました。きっと、もう少し撮ろうとしてたはずなのに、笑顔で帰って行かれました。・・・・ありがとうございますぅぅぅ。しょぼんあせる


私達もこういう人間でありたいと思いました。


素敵な人との出会いは心をホカホカにしてくれます。

ほわほわした気持ちで桜へ向かおうとしたら、途中、メインの場所から外れた裏手に、ひっそりと、大きなモミジの木が、そびえたっていました。


新緑にもまだ早く、モミジ特有の赤い芽が少し出ているだけでしたが、その姿はとても素晴らしく、大きな枝を四方に伸ばし、堂々とした風格を漂わしていました。


なんてすごい樹なんだろう。いそいそと桜に向かおうとしている旦那に思わず声をかける。

「ねえ、すごいよ、あの木・・・・。」

「・・・・え?   あ!すごいなあ。ちょっと先に見ようか。」 戻ってモミジの元へ。


「うわ~、すごいな、これ。良い樹だなあ。」感心する旦那。

桜を見に来た他の人はだれも見向きしないモミジ。

だけど、旦那がわかってくれるのが嬉しいドキドキ


本当に立派な樹でした。秋になったら見に行きたいなあ。


そして、メインの桜の木。これも、すごかったです。

樹齢は千年近いらしく、本当に年月を感じます。

でもやはり、傷みが進んでいて、数年前の写真と比べると、折れた枝もあり、美しい樹形が少し変わってきているようです。


でも、斜面の参道に覆いかぶさるように咲く他の桜もとても美しく、雰囲気のとてもいい場所でした。


毎年桜を見れることに、感謝、です。