今年見た初夢は?

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いつも僕のブログを読んでくださってありがとうございます。
 
今年も初夢を見ました!が・・・
 
なんか変な時間に目が覚めてしまって
(変と言ってもAM6時ぐらいなんですけど)
 
そこから二度寝っていうんですかね、またうとうとしちゃって
 
で、その最初に目が覚めたときの夢が、
 
ちょっと記憶があいまいなんですけど
 
はっきり覚えているのは、なんかOLっぽい女性の方と、パーティの打ち合わせをしてるんですね。
そこで僕はなんとなくうかれているという、そんな夢でした。
 
二度寝したときの夢ははっきり覚えていて
 
年末買った日清の焼きそばが冷蔵庫にあるんですけど
(実際に買ったものです)
 
これ古くならないうちに食べなきゃ・・・と思って、冷蔵庫からとりだし、
 
いや、正月から焼きそばって・・・うん、まあ、いいかって
 
そう思いながら調理にとりかかろうとする夢でした!
 
 
どっちも僕っぽいっちゃ僕っぽい夢だったので、
なんとなく 今年もいいことあるかなって思いました!
 
ちなみに買ってあるその焼きそばはまだ食べてません!
明日食べなきゃ!!(笑)
 

(そうだ、ゆうかに電話を入れてみよう・・・)

まだ電車で移動中だったが彼女に逢いたい一心で携帯を鞄から取り出し、リダイヤル履歴を開いた。

でも僕を待っているものと勝手に決めつけているだけで、実はとっくに帰っていたのに電話をかけてしまうと どこか気まずい・・・。

(いや、きっとそんなことはない。まだゆうかは僕の家にいる。帰ればまた逢えるんだ・・・)


僕の脳裏に昨夜、ベッドの上で愛しあう僕らの姿が思い出された。

(あっ・・・あああっ、あっ・・・ショウさんっ、ああっ・・・き、気持ちイイッ・・・・!!)

美しい足を大きく開き、うっとりとしながら僕に突き上げられているゆうかの幸せそうな表情・・・

(ああん、すごいっ!・・・好きっ、好きよ、ショウさん・・・愛してるわっ・・・・!!)
 



(大丈夫だ、ゆうかは僕を待ってる・・・また僕の顔を見たい、今夜も僕に抱かれたい、きっとそう思いながら部屋で待ってる・・・!!)


駅につくまでの間、電車にゆられながら ゆうかが僕の家を出て行った日、半同棲に終止符がうたれた日のことを思い出していた。


・・・渡航先の業務を終え、日本に帰国したあの日

ゆうかはいつもどおり、帰国日に僕の部屋で待っていてくれていた。
指折り数え、待ち焦がれた僕が帰ってくる日・・・。

だがその帰国日当日、あろうことか悪天候と到着便の混雑で飛行機の到着が遅れに遅れた。
あまつさえ、入国手続き後に仕事先から携帯にじゃんじゃん電話がかかってきて 帰宅の路につくまでに いつもより大幅に時間がかかっていた。

空港のラウンジでクライアントへの連絡を済ませたあと急いでゆうかの携帯に電話をかけ、話をしたが今から空港を出て自宅に向かうところだと言うと彼女はブチ切れた。

「もうあなたなんて嫌いよ!!人の気も知らないで!」

完全にヒステリー状態だった。こうなるとゆうかは手がつけられない。

「わたし、もう帰るから。さようなら。」

ぶつっと電話が切れた。

「・・・・・何を怒ってるんだよ・・・」
 

僕はそれでもゆうかは待っていてくれているんじゃないかと思っていた。
 

飛行機が遅れたせいで帰宅が遅れることは過去にも何度かあった。

 

その都度ゆうかは不機嫌になったが家に着いて抱きしめ、セックスをするといつもすぐに仲直りできた。

 


だがあの日、自宅に到着するとリビングに小さな明かりが灯っているだけで、ゆうかは本当にいなかった。

ダイニングテーブルには冷めきったゆうかの手料理がラップをかけられ置かれており、まるでスポットライトを当てられたように、暗闇に映えていた。

ゆうかが手紙を残しているんじゃないかと思ってあちこち探したが、どこにも彼女からのメッセージはなかった。


(あいつ、ほんとに帰ったんだ・・・)


それがあの日、ゆうかが出て行ったときに思った率直な感想だった。

僕は当時イケイケ状態だったので、ゆうかの替わりになる女性はすぐに見つかると思っていた。
実際、すぐに数名の女性と交際した。

だが ゆうかのように将来を誓い合えるような女性にはなかなか巡りあわなかった。

ゆうかのロスはじわじわとやってくる。

全てを失ってからわかるマヌケな展開・・・大切でかけがえのないゆうかとの生活。


大きな後悔の念にさいなまれたが僕は去っていく女性には連絡を入れない性分だった。

また出会い系サイトで新たな女性を見つけては、ゆうかのロスを受け入れていった。


だが、そんなゆうかと僕はまた偶然再会した。

彼女はまるで僕の心を見透かしたようなタイミングで連絡を入れてくる。

半同棲生活からセフレのようないい友人関係になった。

たまに逢い、笑いながら食事をし、安らいだ気持ちの中でセックスをする。

そう、お互いに・・・気兼ねなく身体と心をあわせられる・・・いい関係になった。


(はぁ、はぁ、はぁっ・・・よ、よかった・・・ショウさん、今のすっごくよかった・・・・・!!)

 

(ゆうか・・・可愛いよ・・・大好きだよ・・・)

 

(はぁ、はぁ・・・嬉しい・・・嬉しいわ・・・ショウさん・・・)



いやちがう。あれは・・・お互いの運命を見つめ直し、修正できるタイミングだったのだと・・・今になってそう思う・・・。



駅に着くと駆け足で自宅のほうに向かった。

(はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・!)

もしゆうかが自宅から出てきて帰ろうとしていても、絶対にこの道は通る、すれ違いにならないという道を僕は走っていた。

途中、コンビニがあると中を軽く覗いた。
ゆうかが立ち寄っているかもしれなかったからだ。

(ゆうか・・・ゆうか・・・)

自宅マンションにつき、郵便受けをあけて中に手をつっこみごそごそとさぐった。

ゆうかがもしまた出て行ったなら預けてある合鍵を封筒などに入れていると思ったからだ。

(合鍵らしきものは・・・ない・・・ゆうか・・・部屋でやっぱり待っててくれてるんだ・・・!!)

エレベーターに乗らずに脇にある階段を駆け上がった。

(はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・!)

階段から自宅部屋が見え、部屋の窓から明かりがうっすら漏れているのが見えた。

(ゆうか・・・よかった・・・部屋にいるんだ・・・はやく抱きしめたい・・・)

鍵を開け、部屋に飛び込んだ。リビングに明かりがついていた。


「ただいま・・・ゆうか・・・いる? ごめん、遅くなって・・・」


「・・・あっ、ショウさんっ、おかえりなさい!・・・・」


そんなゆうかの返事が返ってくると思っていた。

「ゆうか・・・」

僕はどさっと鞄を廊下に置くと、ふらふらとリビングのほうに向かっていった。

(ショウさん・・・逢いたかった・・・!!)

(ゆうか・・・!!)

・・・だが、抱きしめられるはずのゆうかの姿はそこになく・・・

小さな灯がついたリビングのテーブルの上に、ただ彼女からの手紙が置かれてあるだけだった。

僕はその手紙に目を通すのが怖くて、
ゆうかが部屋にいなかったことが信じられなくて、
涙がこぼれはじめた・・・。

部屋は冷え切ってなかったので、暖房が切られて1時間ぐらいだと思った。
ホットカーペットやテレビをさわるとほのかに温かみが残っていた。
今朝切ったはずの給湯器の種火もついていた。

「ゆうか・・・つい1時間ほど前まで・・・いたんだ・・・この部屋に・・・」

時計を見ると22時をまわっていた。
21時ぐらいまでゆうかはたぶん僕を待っていたんだと思った。

(会食が予定通り終わっていたら僕らはまたこの部屋で・・・再会していたかもしれない・・・)

なにか二人の運命をこのとき感じた。
かみ合わなかった運命の歯車・・・

「ううっ、うっ・・・」

部屋を見渡すと掃除機が丁寧にかけてあり、風呂の排水口やベッドメイクが綺麗にされていた。

世話好きなゆうかの姿が目にうかび、彼女がどれだけ僕のことを愛していたのかが伝わってきて、胸がぎゅっと痛くなった。

「ゆうか・・・ゆうか・・・僕が馬鹿だった・・・・」

こぼれる涙をふきながら ゆうかが書き残していった手紙を手にとった。


「ショウさん、お仕事お疲れ様です。昨日、今日と、すごく楽しかったです。あなたってやっぱり安心感がすごい。つい、甘えすぎてしまいました。そんなわたしを前と変わらずたくさん愛してくれてありがとう。昨日あなたと過ごしたあのロマンチックな時間、一生忘れないと思う。 わたしね、好きになれそうなひとがいるの。(黙っててごめんね)でもね、ショウさん・・・やっぱりいいなって思ったよ。 だけど わたし前にすすまなきゃって思っています。じゃあ・・・またね。さようなら。  ゆうか」


僕はガクッ、と床にひざをつくと手紙を持ったまままたぼろぼろと涙を流しはじめた。

「ゆうか・・ごめんよ・・・また、おなじような思いをさせてしまって・・・」


彼女がこの部屋を出て行ったあの日と同じだと思った。

たぶん、ゆうかはまた繰り返してしまう、昔と変わらないと・・・そんな気持ちに結果的に陥ったのだろう。


僕は涙をふくと ただただ虚しい気持ちになり、天井を見上げた。

(ゆうか・・・やりなおそう・・・僕らはきっとやりなおせる。心から愛してます・・・)

昨日の夜、なぜ抱き合いながらその気持ちを彼女に伝えられなかったのだろう・・・

もう取り戻すことができないゆうかとの時間・・・
激しい後悔と喪失感で 僕は泣きながらしばらく床に突っ伏していた。


冷蔵庫に昨夜ゆうかが食べ残したキッシュがラップに包まれて置かれていた。

彼女が口にした跡がなんだかとてもエロく見えて、心臓がどきどきした。

僕はゆうかへの口づけを思い出しながらそのキッシュを残さず胃に運んだ。

 

 








つづく