「文学は
物言わぬ 神の意思に 言葉を 与えることである」
第1章始めの文です。
ー人生九十年、心に求めて得れなかった神が不思議な声となっていま私に語りかけるー
神の微笑み・・芹沢光治良氏が90歳で書かれた、過酷な幼少期や、留学先のフランスでのことそして、木々との対話、宗教・無信仰や神についての本です。
精神世界や心理学、ノンフィクション等好きな本はあるけど、この神の微笑みは私の心にガッツン~てきました。
「大自然の力、親神が、わが子、人間一人一人の魂や生命を大切にしている愛を思うと人間誰でもわが魂、わが生命の尊さをはっきり認識して日々大自然の親を安心させるような暮らし方をしなければならない。
それとて簡単なことー喜んで毎日感謝して生きればいい。そしたら病まず、死なず、幸福に暮せます。-」
今存命であるなら文学音痴の私でも読書会に参加したいと初めて思わせてくれた作品です。