愛されたいと願っている人は世の中に沢山いると思います。
でも、その想いは人を弱くします。
愛がもらえるなら何だって差し出すし、自分を犠牲にもする。
愛に飢えていれば、飢えているほど。
執われているから振り回されるし、失う事を恐れて弱くなる。
そんな弱みを持ったまま恋愛するのって、無防備過ぎるんです。
だから、恋愛系の詐欺って無くならないでしょう？
愛されたいっていうのは誰もが持っている欲求ですけど、ここで言っているのはその基本的な欲求の事ではなくて
愛が、外側からやって来てくれるのを渇望しているという事。
「愛されたい」と願っている心の在り方です。
自分が一番愛されたい相手は自分です。
だって、自分の欲求や望みは自分にしか分からないし、一生面倒見るのも自分なんだから。
愛されたいと願うのなら、その相手は自分なんです。
自分を愛していたら、外側には求めません。
だって愛はいつも、自分の中にあると感じられるんだから。
だから、他人を愛せるし、愛するから愛される。
外側から愛がやって来るのは絶対にこの順番だけです。
でも、愛されたいと願っている人達は、自分を愛する事をしないで、ひたすら愛が来てくれるのを待つでしょう？
だから愛されないんです。
自分の事も愛してないのに、他人の事を自分から愛するのは無理なんです。
自分がお腹が減って死にそうなのに、他人にだけ食べさせるなんて無理だし
それをやったら、「私にもお返しをちょうだいよ」って必ず見返りを求めたくなる。
自分を受容してないのに相手を受容できる訳がない。
だからお互いに条件をつけて「○○してくれたら愛してあげる」って、駆け引きしたくなる。
それのどこが愛だっていうの？
愛なら見返りを求めないし、相手がどう反応しようと傷つく事がないし、相手を支配したりコントロールする事もない。
逆に言えば、傷ついたり、支配やコントロールをしたくなるのなら、それは愛じゃなくて恐れだったという事です。
愛されないんじゃないかという恐れ・見捨てられる恐れから、相手に尽くして、それを愛と勘違いする人がいますけど
その恐れは自分のエゴから来るものでしかないんだから、愛とは全く違う物です。
だから当然、振り払われるか、裏切られるか、逃げられます。
愛を物乞いのごとく他人から貰おう貰おうとするなんて、その状態が異常なんです。
自分を愛して満たしてないから枯渇するんです。
だから、自分を愛せるようになってからなんです。誰かを愛せるのは。
愛してるような気になって酔ってる人達は、「愛してない」って事を認めないけど
愛だったら、相手が何しようとどうしていようと、全部、受容するから悩む事もない。
愛してたら、受容出来るんです。
それが出来なくて悩んでるんだから、それは愛の皮を被ったエゴだって事。
別にそれが悪いとかダメって事ではなくて、それを認めれば悩む必要もないんです。
だって、愛せないなら愛せないで良いじゃないですか。
他人を愛さなきゃいけない理由なんてないですもの。
愛してないって認めて、その上で愛したいなら愛せるようになれば良いんだから。
愛せないし、愛したいわけでもないのに、愛欲しさに「愛してる」だなんてロマンスに酔ったって
依存と支配とコントロールの世界に、素晴らしい愛は存在出来ない。
現実を直視して、自分を直視することでしか、今の悩みは100%解決しないし
今の現実より良くなる事も100%あり得ないんだから
軽やかに認めて、軽やかに生まれ変われば良いだけじゃない？
素晴らしい愛に憧れるなら、手に入れると決める事です。
決めたら、認められるし変われますから。
10ヶ月間でまぶしいほど輝く女神になる
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