募集前にUPしきれなかった1歳ツアーの牧場コメント。
今更ですが、備忘録も兼ねてUPしておきます。
NFイヤリング11、12の関東牝馬15頭
1.マリアライトの22(♀・父エピファネイア)<久保田>3/7生 馬体重445kg
全兄オーソクレースに似た馬体。放牧地で目立つ動きを見せており、一瞬で加速する瞬発力を目の当たりにするとクラシックへの楽しみは膨らむばかり。母マリアライトのなしえなかった春二冠を本馬に託す。
4.ラドラーダの22(♀・父キズナ)<木村>1/20生 馬体重395kg
小柄ながらバランスの取れた馬体はいかにも良血馬。性格は強気で、前向きな気性と現時点の完成度を見れば、早い時期から活躍できそう。適性はマイルがベストで、桜が目標。
14.シングルゲイズの22(♀・父ドゥラメンテ)<木村>1/26生 馬体重413kg
環境の変化にすぐに慣れ、適応能力が高い。バランスの取れた馬体と滑らかな歩様は、良血らしい資質を感じさせる。やや非力さが残るが、放牧地での運動量は申し分なくタフさがある。リバティアイランドと似た配合も魅力。
17.ルヴォワールの22(♀・父レイデオロ)<手塚>1/10生 馬体重460kg
美しい背中のラインに均整の取れた好馬体。放牧地で見せる軽快なスピードと勝気な気性は正に走る馬。当歳時は線が細かったが、ここにきて幅が出て力強さが増した。この一族の扱いに手慣れた手塚厩舎なのも好材料。母のなしえなかったクラシック、夢の続きを本馬に託す。
18.リラヴァティの22(♀・父レイデオロ)<森一>2/1生 馬体重441kg
ツアー時点で463キロと姉ストゥーティの馬体重をすでに超え、体高もあってフレームがしっかりしており、姉とは違ったタイプ。気が強いが、走る牝馬は気性の激しい馬が多く、本馬にもその気質が備わっている。育成に行ってもしっかり調教を積める恵まれた馬体を鍛え上げ、キャロットの誇る血統が秘めた能力を存分に発揮してくれそう。
22.グリューヴァインの22(♀・父ナダル)<矢野>3/20生 馬体重471kg
しっかりとしたクビ差しから肩の筋肉にボリュームがあり、後肢のバランスもとれた好馬体。歩きも軽やかで、ダート一辺倒とは考えづらく、スピードを生かして芝でもやれそう。両親から受け継いだスピードを開花させ、スプリント路線での活躍を期待。
23.ディアデラマドレの22(♀・父ドレフォン)<宮田>3/10生 馬体重481kg
期待されながら早逝した母最後の産駒で注目の1頭。体高、体重ともに申し分ない好馬体。放牧地で見せる瞬発力は素質の片鱗を感じさせ、牧場スタッフの評価は最上位。クラシック路線に乗せないといけない馬。
26.キャヴァルドレの22(♀・父サトノダイヤモンド)<蛯名>1/30生 馬体重477kg
トモの踏み込みが柔らかく、ダイナミックでストライドの大きな走りを放牧地で見せており、母・兄より距離の融通が利きそう。骨量があって体高がある立派な馬体に扱いやすい気性。半兄プロトポロスが2歳6月の新馬戦を勝っており、早期から活躍できる血統的下地もある。
27.マイミスリリーの22(♀・父サトノダイヤモンド)<加藤征>2/28生 馬体重489kg
父産駒らしい胴長だが、骨格がしっかりしてトモの筋肉量も申し分ない。母の勝負根性と体力が受け継がれている。前向きな気性で、放牧地では運動量が非常に多く、基礎体力は十分。雄大な馬体を活かした体力とパワーで、ダート路線を突き進みたい。
30.フォルテピアノの22(♀・父ルヴァンスレーヴ)<大和田>2/11生 馬体重429kg
近親タスティエーラがダービーを制覇した勢いある血統。トモが緩くおっとりした気性で育成には時間がかかる印象も、両親は共に2歳新馬勝ちをしており、血統的には仕上がり早。ここからガラッと変わる可能性。優秀な一族の枝葉を広げる活躍を期待。
32.ティンバレスの22(♀・父オルフェーヴル)<加藤士>2/8生 馬体重506kg
男勝りの好馬体。まだ成長途上で完成した馬体が楽しみ。しっかりとした踏み込みの後肢から生み出される走りはスピード感充分で、スピードを求められるダート向き。気は強いが賢い。スタッフに従順で、募集動画撮影に費やした時間は最短記録。頭の良さを活かしたスマートな走りで世界に羽ばたく活躍を。
36.ピースエンブレムの22(♀・父フィエールマン)<宮田>4/25生 馬体重424kg
父らしい細身の馬体ながら、徐々に力強さが出てきており、少し物足りなかったトモにも幅が出た。馬体の成長とともに気性面が前向きになり、放牧地では他馬に競りかけるなど気の強さが出てきた。正に心身ともに充実の気配を感じる1頭。遅生まれで伸びしろ充分。父らしい手先の軽い身のこなしで、芝で活躍できそう。
37.ピンクアリエスの22(♀・父アルアイン)<中川>1/30生 馬体重447kg
ここまで体調を崩すことなく順調で、安定した成長を続ける健康優良児。休まず夜間放牧で鍛えられた筋肉の張りとバランスは目を見張る。やや硬さはあるが、放牧地でのスピードは確かなもの。価格もお手頃でイチ押しの穴馬。丈夫な体で数多くの戦歴を重ね、出資者を喜ばせてくれそう。
38.ダイワオンディーヌの22(♀・父スワーヴリチャード)<高橋文>3/25生 馬体重467kg
まだ大きな馬体を持て余し気味ながら、雄大なフレームに質の良い筋肉がバランスよくつき、パワーに勝る馬体は母同様にダートでの活躍を連想させる。他馬を圧倒する気の強さを併せ持ち、放牧地でもとても目立つ存在。2歳リーディングの父産駒は高価格で取引されており、価格的にもお得感。
41.アンフィトリテの22(♀・父ミッキーアイル)<西田>2/19生 馬体重419kg
スピード感のある動きに、切れ味を発揮できそうなバランスの取れた馬体。歩きはしなやかでいて足取りは確か。後肢の踏み込みも申し分なく、運動神経の良さが歩様から見て取れる。成長はやや遅めで、馬格・筋肉量ともにもう一回りほしく、今後の成長に期待したいところ。ただ母は2歳戦から活躍しており、心配する材料ではないかも。典型的な父産駒とは異なり、切れ味を活かして適性はマイルあたりのイメージ。卓越したスピードを伝える牝系から、また1頭期待の馬が誕生の予感。
キャロット1歳馬ツアーリポート①NF関東牡馬 | 万馬券の畦道(あぜみち) (ameblo.jp)
キャロット1歳馬ツアーリポート②NF牝馬 | 万馬券の畦道(あぜみち) (ameblo.jp)
キャロット1歳馬ツアーリポート③NF関西牡馬 | 万馬券の畦道(あぜみち) (ameblo.jp)
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キャロット1歳馬ツアーリポート⑤NF関西牡馬 | 万馬券の畦道(あぜみち) (ameblo.jp)