2023年12月8日(金)星組『『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~』の新人公演・主演男役とヒロインの発表がありました。
大希 颯(105期・研5)
コムラム・ビーム
本役…礼真琴(95期・研15)
乙華菜乃(106期・研4)
ジェニファー(ジェニー)
本役…舞空瞳(102期・研8)
お二人とも、おめでとうございます。
お稽古たいへんやろけど…。
(宙組の過酷な新公報道がちらつく…)
(長の期はもちろん、新公稽古自体が大変そう)
★大希 颯
大希颯といえば、105期文化祭の演劇を思い出します。
たしか演劇A組で、主演が稀惺かずと(星組105期)
二番手男役(ロベルト)が大希颯でした。
大柄でワイルドな大希くん。
早くも男役として出来上がってた印象。
ビジュアルと存在感が大きくて。
サラブレッド・稀惺かずとと同じ星組配属。
個性が異なる二人なので、共演の機会があるのは楽しみ。
…ですが、双方ともセンターに立つ資質を感じるだけに複雑。
なるべく早く離した方が良いのでは…と思う気持ちも。
稀惺かずと(1789)に続き、大希颯(RRR)にも新公主演切符を切った…という事は。
稀惺か大希、いずれかが組替する可能性が高まった気がします。
稀惺を残し、大希を出す確率が高いと思います。
…が、個性としては大希の方が星組っぽい気がします。
とはいえ、星組っぽくないからこそ個性が際立つとの見方もありますね。
大希颯には『RRR』新公で爪痕を残して頂きたく。
直近のバウホール公演『My Last Joke-虚構に生きる-』では、ロングフェロー役。
明朗で大らかなキャラクターを演じました。
全体的に暗く重い作品だった事もあり、ロングフェローの屈託のない笑顔は印象的。
加えて、ロングトーン。
余裕のロングロングトーーーンでした。
ナートゥダンスもお気張りやす。
★乙華菜乃
若手娘役の中でも、別箱を中心に目立つ役を当てられています。
順当な配役といえましょう。
国民的美少女コンテストでファイナリスト21名に残った乙華さん。
可愛らしさは一目瞭然。
雑誌モデル経験者・藍羽ひより(107期)といい、星組は研磨済の美少女を集めてますね。
近年の星組トップ娘役を振り返ると、フォトジェニック揃い。
夢咲ねね(89期)
綺咲愛里(96期)
舞空瞳(102期)
妃海風(95期)はちょっと路線がちがうかな。
「隣のみよちゃん」的な親しみある可愛さと高い実力を誇ります。
乙華さんはどんなタイプの娘役さんなのかな。
★不遇の104期
…と、ここで気になるのが104期。
星組104期からは、新公主演・ヒロインとも出ていません。
現時点で、104期生の新公主演 or ヒロイン経験者は…
天城れいん(花組)
都姫ここ(花組/退団済)
美羽愛(花組)
きよら羽龍(月組)
前後の103期、105期に比べると少ないですね。
参考に、103期はこんな感じ。
希波らいと(花組)
朝葉ことの(花組)
瑠皇りあ(月組)
白河りり(月組)
羽音みか(月組)
夢白あや(宙組⇒ 雪組)
瑠璃花夏(星組)
亜音有星(宙組)
雪組は103期生に新公主演/ヒロインを経験させず。
ゆめぴろは宙組時代に新公ヒロ経験後、組替で雪組へ。
続いて、105期はこのラインナップ。
研5にして、この充実っぷり。
しかも、まだ増えそう。
星空美咲(花組)
七城雅(月組)
紀城ゆりや(雪組)
音彩唯(雪組)
稀惺かずと(星組)
大希颯(星組)
詩ちづる(月組⇒ 星組)
大路りせ(宙組)
泉堂成(宙組)
山吹ひばり(宙組)
美星帆那(宙組)
宙組、105期バブル…?
気持ちはわかります、新公主演させたい気持ち。
でも、他の学年とのバランスが取れてなさそう。
路線を複数出し過ぎると、それはそれで渋滞を起こすのは確か。
(宙組は新公主演させるも、その後は根詰まり起こしがち)
(しかも、他組から路線をホイホイ受け容れ、自組路線を潰す)
105期以下を強く推していくなら、下手に近い学年に新公主演チケット渡すと、やりにくくなりそう…と容易に想像はつきます。
…うぅむ、なるほど…。
良くも悪くも、冷徹に見通す視線を感じます。
そこが星組人事の潔さに繋がるのでしょうね。
▽各組の新公人事、誰が決めてるの?