こんにちは!
ヨシノブです♪
IPAが情報セキュリティ10大脅威2019を発表!
出典:IPA https://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2019.html
IT系の業務に従事する人や、システムエンジニアの方々なら聞いたことがあるかもしれませんが、IPA(情報処理推進機構)が毎年恒例となる「情報セキュリティ10大脅威」の2019年度版を発表しました。
情報セキュリティ10大脅威とは、昨年の情報セキュリティに関する事件を元に、今年注意すべき事象をトップ10位でランキング化したものです。
情報セキュリティ10大脅威の目的☆
この情報セキュリティ10大脅威ですが、IPAはこれを発表することにより、各企業や個人が今年は何の脅威に気をつければ良いのか、警戒意識を促すことを意図しています♪
情報漏洩などの事件を未然に防いでいくことが大きな目的です☆
情報セキュリティ10大脅威2019について詳細に説明!
では、トップ10入りした情報セキュリティに関する事象について、簡単に説明していきます♪
今回は個人のもののみを説明します☆
1位:クレジットカード情報の不正利用
堂々の第1位は、クレジットカードがらみでした!
昨年から引き続きの1位となり、個人に関してはクレジットカードへのセキュリティ強化が求められますね☆
そういえば、昨年末に発生したPayPayの不正利用も、原因はクレジットカードにありました!
2位:フィッシングによる個人情報等の詐取
これは、インターネット上で偽物のサイトを準備し、個人情報を抜き取るものです。
最近だと、佐川急便社を偽った事件が有名です☆
参考:http://www.sagawa-exp.co.jp/
3位:不正アプリによるスマートフォン利用者の被害
昨今の時代の流れが反映されている事象になります。
スマホアプリの中には不正なものも存在します!
勝手に情報抜かれたり、スパムメールの送信元となったりします☆
4位:メールやSNSを使った脅迫・詐欺の手口による金銭要求
これも、まさに時代の流れが影響している事象になります。
SNSが流行しているため、そこでのやりとりから脅迫や詐欺に繋がるものです!
2019年で初のランクインとなった事象です☆
5位:ネット上の誹謗・中傷・デマ
昨年よりランクダウンしていますが、まだまだこの事象は存在すると思います。
誹謗中傷もありますが、最近では、知名度を上げたい人が、あえて炎上させるようなことが見受けられます。
そんなプラスの面もあるので、来年もランクは下がる可能性がありますね☆
6位:偽警告によるインターネット詐欺
4位の事象と似ています。
ただ、こちらは偽の警告をベースにしています。
よくある事象が「PCがウイルスに感染しています」という警告です。
パソコンのデフォルトで、こんな機能は搭載していないので、ほぼほぼ嘘だと思って良いです!
もし、そのような警告が出てもスルーして大丈夫です♪
7位:インターネットバンキングの不正利用
昨年は1位だったものが、7位にランクダウンしました。
昨年はクレジットカードとインターネットバンキングを同じ事象にしたため、1位となりました。
今回は住み分けをしたところ、この事象が7位となりました!
インターネットの不正利用は後を絶ちません!!
8位:インターネットサービスへの不正ログイン
7位と似ていますが、こちらはサービス全般に対する不正ログインです。
IDとパスワードが聞かれるようなWebサイトに対して、強引にログインするような行為がNGとなります!
不正ログインは不正アクセス禁止法によって罰せられますが、証明が難しいのです。
9位:ランサムウェアによる被害
昨年の2位からのランクダウン。
2年前に大流行したランサムウェアですが、これからは少なくなりそうです。
理由は、最近仮想通貨のマイニングで儲けようとする人たちが多く、不正にマイニングをするマルウェアが登場したからです!
この影響もあり、ランサムウェアはお役御免となったんですかね☆
10位:IoT 機器の不適切な管理
これは、今後大きく増えそうな事象です。
最近、IoT機器が多く乱立している時代です。
しかも、IoT機器が進化していて、セキュリティの攻撃ツール等もインストールできるようになっています☆
これにより、低価格のIoT機器でも、他の端末を攻撃できるようになったんですね、、、
これからの時代、セキュリティの事故はどんどん増えると思います。
少し意識するだけでも変わると思うので、ぜひ10大脅威を参考にしてください♪
会社や他の人も守ってくれますが、自分の情報は自分で守る努力があると凄い良いと思います!