3月25日 北京へ | 世界漫遊

世界漫遊

世界を巡って190か国。世界のさまざまな様子やスポーツの様子をお伝えします。あと温泉についても書いていきます。

 

 今回は中国に来ました。なぜかと言うと、アフリカに行きたいからです()

 

 これまで2度トライして、行けなかった赤道ギニア。実は、この国の大使館が中国になるんです。ここが日本を管轄していて、これまで、サントメプリンシペ、ガボンと赤道ギニアビザに挑戦したとき、決まって「日本人なら中国の大使館でビザを取れ」と言われたのです。正確には、ガボンでは取得じたいはできましたが、米ドルにして800ドルと法外な料金にあきらめたのですが。ちなみにこの価格は外務省のHPにも出ています()。発信源は私です。

 中国でならまともな価格で取得できるのではと思いやってきました。

 まあ、ここなら、ビザが空振りに終わっても、見どころはいくらでもあるし。

 

 フライトは、スカイマイルの無料航空券。と言っても、今のご時世、なんだかんだで、12000円ほどかかりました。関空を3時半に出発の中国東方航空。3時間のフライトで、ビールも3缶飲めて、まあまあのサービスでした。チェックイン時は、中国人団体のすさまじい列ができていましたが、いつの間にかシルバー会員に格上げされていたのでスイスイ。機内も団体以外は空いていて、窓側で31列分独占でした。

 

 ちなみにこの航空会社では、入国カードは配られません。イミグレの手前のカウンターに置いてあるのに自分で書き込みます。税関申告書はなしでした。帰りのフライトでも税関申告書は中国語のみ、さすが中国!

 その税関ですが、X線審査の後、チェックが入りました。何かと思えば、本。ゆっくり本でも読もうと3冊持ち込んでいたのですが、これが目に付いたらしく。荷物の奥から引っ張り出されました。中身が気になるらしく、タイトルを凝視する審査官。おそらくは、政治的な理由でしょう。もちろん、中国関係のものではなかったので、パスしましたが。

 

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 お宿は、Lanting(藍亭)ユースホステル。国際ユースの加盟店です。北京には、国際ユースが5つありますが、ネットで予約できる中では、一番安いです。185元(1400円)。ユースホステル協会のHPからネットで予約しましたが、予約金の分は宿泊費から引かれるようなことはないようです。

 実は、予約の後の返送メールが消えてしまって、どのホステルだったかわからなくなり、各ユースにメールしたのですが、返事はなく、日本ユースホステル協会に尋ねても、ネットの登録をしていないと、予約の再確認はできないとの返事。しかたなく、目星をつけたこのホステルに来たのですが、とりあえず当たりでした。ただし、このホステルでは、予約の管理はされておらず、私が来てから複数あるサイトを調べて確認を取っていました。ここは英語のほとんど通じないスタッフしかいないので、予約の際は、HPのコピーをもっていった方がいいでしょう。

 まあ、そんな調子なので、欧米人の客もおらず(2泊目にはいましたが)、空いています。

 

 場所は、地下鉄8号線の安華橋駅の南。歩いて10分ほどです。D号出口から東へ3分ほど歩くと、木偶館という人形劇場に出ます。ここを右折してしばらく歩くと、YHのマークの電灯があります。

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ここを右折してすぐです。人形劇場周辺や人形劇場からの道をさらに南下したところに庶民向けから少々お高そうな(行っていないのでわからない)レストラン・食堂がたくさんあります。

 

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 ホステル内は、Wifiあり。但し接続は悪いです。おまけにこの国らしく。日本のサイトは非常につながりにくいです。スマホだと検索はほぼダメ。SNS関係は全滅だと思って構いません。PCはまだましですが(但しこちらはFBは全くダメ)、Yahooからの検索は、中国版ならなんとか、「国際版」は日本のサイトにはつながりにくいです。そもそも、日本から持ち込んだパソコンは通常、日本のサイトに優先的につながりますが、ここでは検索機能は、中国バージョンに変えられています。その上、PCはしまいにはなぜかWifi接続できなくなりました。

 ネットに関してはこの国は技術的な問題よりも政治的に非常に使いにくいです。