ノマド社長の横断日誌 -5ページ目

ノマド社長の横断日誌

Webマーケティング、コンサルティング、デザインDTP、映像制作、編集、コピーライティングまで幅広く手掛け、そしてそれぞれの仕事に常にまめまめしく取り組むブレーンカンパニー。ノマドワークスタイルで横断的にビジネス中!

こんにちは、gpmの佐々木です。

私はいまiPhoneやAndoroid携帯端末を活用しています。まあ、仕事柄。タブレットはどこにしようか考え中です。

で、実際私はどちらかと言えば日本でもスマホやインターネットのヘビーユーザーに入ると思います。まあ記者さんとかエンジニアさんとかでマルチタスクで一日中モニターしながらとかの超ヘビーユーザーはマーケティングから除くとして、私ですら、1日仕事をして家に帰って飯食って寝るまで、どこまでアプリなりネットを利用してるかと言えば、以下の感じ。

・情報収集のために早朝1時間程度じっくりとTwitterとニュースサイトのチェック
・移動中や休憩時間にFacebookやTwitterのチェックに都合滞留時間1時間くらい
・空き時間や自宅に戻ってからブログ記事の執筆やネットサーフィンに2時間くらい
・ダウンロードアプリ数は削除したりもするのでデバイス内には30アプリぐらい
・そのうちメインで使ってるのなんか5~10アプリぐらい


とまあそんなもんです。周りのサラリーマンや事業主と話しても「よくそんな暇あるね」と言われるぐらいです。女性にいたっては、ソーシャルメディアの滞留時間は結構長いものの、ネットサーフィンだのアプリをごつごつダウンロードしてレビュー書くなどやってる人はかなり少ない。

モバイルからのWeb閲覧利用時間は以前にも増してどんどん増えているものの、「有料のアプリをがんがんダウンロードする層」なんていうのは限られています。それでも日本のアプリに支払っている金額は他国に比べてもとてつもないんですから、リッチな国ですね。

ノマド社長の横断日誌

今日は、ソーシャルメディアの話じゃなくて、アプリの話にしぼって書こうと思うのですが、iPhoneが登場した当初は、「Appはめちゃ儲かるぞ!」っていうんで日本でもデベロッパーは当然のことながら、元デザイン事務所やHP制作会社もどんどん参入した。個人プログラマーもたくさん。

でももはやAppStoreバブルは終わったと見てよい。

なぜなら、AppStoreの親元であるAppleがiCloudリリースを発表しましたが、Twitterアプリを標準搭載してたり、ちょっと前ですがFacebookがチェックインサービスをやっていたり、Aという機能をもつ便利アプリがAの機能をすべて持ちかつもっと多機能でかつ安いアプリBが出て来て死んだりetc...という「需要があって利便性の高いアプリは、当然金持ちIT企業に飲み込まれるだろう」という当たり前の予測がいよいよ本格化してきているということです。

そう思っていろいろ専門家の動向をチェックしていたら、発見しました。この記事は重要です。

「App Storeはほとんど死んだ」―UEI清水氏らが考えるスマホ時代の稼ぎ方
http://news.livedoor.com/article/detail/5633290/

iOSは「子ども食い」が始まったと、要はAppStoreで「人気あるしいいじゃん」みたいなアプリをパクってOSに標準装備しちゃうということです。対抗馬のAndroid市場も全然だめだと。

それで清水氏は「やるんだったら堅物な巨大企業がバカらしくて手を出さないエンタメアプリだろう」と言ってるわけです。確かにユーティリティアプリとか仕事効率アプリなんか、すぐ食われるだろうから正論ですね。

それとHTML5が本格化してきていて、ネットの基本とも言えるHTMLの技術がだいぶいい感じになっていることもあります。まあFlashはなくなるでしょう。

また様々なデバイスが乱立する中で標準的ルールが策定してあり汎用性がそこぶる高いHTMLとブラウザという鬼コンビが力を発揮すれば、デバイス依存が全開で開発も別個になってしまうアプリ市場は、ある程度膨れたら停滞すると思います。

技術的な話でアレですが、例えばHPのFlashの部分みたいな動きのある部分で大きな変革がもたらされているわけです。要は動的な処理が可能になり、かつ簡単な構文で、というHTML5とCSS3が普及するのは確実です。

もはやFlashじゃん?【CSS3だけでここまでできる】
http://kudakurage.com/ipad-html5/transitions/collection.html
エフェクトをクリックして動きを確かめてみてください。

またJavascriptとHTML5を組み合わせればiPhoneやAndroidなどに依存しないゲームだって作れるわけです。

学生対象 HTML5ゲームコンテスト 開催
http://dothtml5.com/archives/20110407_9leap.html

じゃあ、アプリビジネスは参入しない方がいいのか?またもう儲からないのか?と言われれば、全然余地あると言っていい。

その領域は、上記記事の清水氏が言うように「エンタメ」か、あとは「企業内アプリ」です。

エンタメ系はあたるあたらないのマーケティングが非常に見極めが難しい。しかし企業内アプリは、クライアントビジネスですから汎用性ありつつクライアントごとにカスタムして売ればいけるはずです。

例えば、営業支援用のモバイルアプリ、タブロイド端末でのプレゼン用アプリ、店舗で注文したり広告もできるサイネージタイプのアプリなどなど、その企業の業態にあったB2Bのアプリビジネスはやりようがあると思いますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。
こんにちは、gpmの佐々木です。

今日も引き続き「より良いプロジェクト体制とは?」について書いてみたいと思います。

前回はよいプロジェクト体制のためには、

①まずアカウントを明確にすること。
②プロジェクトメンバーの役割と責任範囲を明確にしておくこと。


が重要だと書きました。

クライアント様とともに、「何がしたい」という漠然とした思いを徹底的にヒアリングし、市場動向と具体的なマーケティングデータの分析からはじめ、プロジェクト全体を練り上げ、アカウント配分をしっかりと設定し、制作/開発チームを編成し、進行管理やディレクションを行い、プロジェクトを成功に導くこと。

これらのプロセスをきちんと進めていくことは、ぶっちゃけ大企業と言えども至難の技です。成功している事例の方が少ない。ゴールを明確に設定し、プロジェクトに関わる全員が同じ方向を向いて取り組んでいく。

理想はそうですが、現実はそうではないのです。

プロジェクトリーダーは、当然クライアント様のキーマンが担当することになります。しかし、様々な他の業務も抱える担当者がプロジェクトの立ち上げからゴールまで、すべてのプロセスを一気通貫して細部を認識し、場面場面で決断を自己判断して統括していくことは、まず難しい。

プロジェクトリーダーにそのようなプロジェクトマネージメントを一任してしまって、他のメンバーは自分たちの担当タスクのみに注力しているのが現状です。

そうすると大概トラブルが発生します。

何が起こるか。最悪のケースは、言った言わないから始まって、最終責任のなすり付け合い。こうなったら終わってます。

「このプロジェクトは自分のプロジェクトだ」と責任をもってすべてのプロセスをマネージメントする役割のメンバーが必ず必要になるでしょう。

それが広告代理店担当である場合もあれば、コンサル会社の担当やデベロッパーの企画担当である場合もあるでしょう。私もその役割で招聘されることが多いですね。

③プロジェクトマネージャーの役割の担当をメンバーに加えておく

これが非常に大切です。

これによって、①アカウント、②役割と責任範囲、③プロジェクトマネージメント、が整いました。

$ノマド社長の横断日誌

最後に一番重要なのが、プロジェクトのゴールを明確にメンバー全員が認識しておくことです。

④具体的なKPI※を策定し、ゴールをメンバー全員で共有する。

よく起こりがちなのは、成果物(当該プロジェクトにおいて生み出される制作物等)と成果を倒錯してしまうということです。

それは手段(成果物)が目的になってしまっているのです。逆にもともと手段であるものを目的としてプロジェクトゴールを設定して発注してしまっているのです。

何かプロジェクトを起動させる場合には、必ず経営目標や販売戦略に基づいたKPIを策定し、「このプロジェクトのゴールは何なのか」をしっかり全員が認識しておくことです。

このKPIの策定が適当だと、本来達成したかった成果にたどり着けません。

例えば「HPをリニューアルする」がゴールのプロジェクトなどあり得ません。HPリニューアルは成果物にしか過ぎない。「HPをリニューアルすることでリニューアル感とユーザビリティを向上させ、閲覧顧客の滞留時間を20%向上させ、UUを1.5倍に引き上げる」といった具体的なKPIを策定し、その成果を挙げるためにどのようなリニューアルを行えば達成できるかを全員で考えて取り組んでいかなくてはいけないはずなのです。

上記KPIがゴールであれば、単にデザイン変更(見た目の変更)をするだけではダメで、グローバルナビの設置位置の検討から、滞留させるための魅力的なコンテンツとは何かを考え、設計し仕掛けを考えて実装していくことになるわけです。

それによってプロジェクト後にPDCAサイクルを廻していくことができるようになり、次のステップへと進むことになるでしょう。

プロジェクト体制を考える場合、参考にして取り組んでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

※KPI (key performance indicator)ケイピーアイ / 重要業績評価指標
企業目標やビジネス戦略を実現するために設定した具体的な業務プロセスをモニタリングするために設定される指標(業績評価指標:performance indicators)のうち、特に重要なものを指す。

こんにちは、gpmの佐々木です。

今日はプロジェクト組織や体制について書いてみたいと思います。

プロジェクトと言っても様々なものがありますでアレですが、新しいツールを開発するプロジェクトやWebマーケティングによるセールスプロモーションプロジェクトでの理想的な布陣と体制について考えてみたいと思います。

私は現在の仕事上、大手企業のブレーンとしてプロジェクトに参加することが多いのですが、そこで学んだことや、トホホな現状に嘆く事がたくさんあります。

中堅・中小企業においては、承認者やキーマンなど権限者と社内組織がシンプルなため、プロジェクト進行もスムースだろうという安易な考えは危険です。「大企業だからうまくいかない」側面があるのも事実ですが、逆に「大企業でもうまくいかない」という現状があり得るということも頭に入れておく必要があるように思います。

$ノマド社長の横断日誌

Gmailを使ったり、Googleカレンダーをタスク管理につかったり、DropBoxをプロジェクトファイル管理に使ったり、Skype会議をしたり等々のノウハウも大切ですが、現場での問題を肌で感じているから思うんでしょうが、プロジェクトにおける根本的な体制づくりというものがあると思います。

重要なのは、アカウントをしっかりと立て、それぞれの役割を明確化し、全タスクの進行管理が見える化され、マスタースケジュールを全員が認識できる状況にしておくこと。


プロジェクトとしてそれぞれがやらなければいけないことは、例えばプロジェクト内容が同一であれば大企業も中小企業も変わらないはずです。変わるとすれば、大企業は役割が細分化される傾向にあり、中小企業は1つの部隊がいくつかのタスクを複数担当せざるを得ないというだけです。

まずよくあることですが、きちんと「プロジェクトとして始動しないまま何となく進む」という事態が多くみられます。大手企業の場合、プロジェクトリーダーが中心となり情報や進行を完全に把握することが必要にも関わらず、部署間の思惑や各予算などのマイナス要素が邪魔をして、またそれぞれの部署のキーマンとのコンセンサスが取れていないままなし崩し的にプロジェクトが進むということが往々にして発生します。

また参加企業がそれぞれ主導権を握ろうとして非生産的な構造になることもしばしばです。

まず最初の問題点はアカウントが明確に立たないまま発進してしまう。

まじで?と思うかも知れませんが、よくあります(笑)。役割分担が不明確なので、誰に何をしてもらうかがあいまいなため、予算配分が不明瞭で、正式な発注がないままパイロット版制作や企画提案をさせられるわけです。これは最悪です。まず担当会社のモチベーションが上がるわけもなく、手離れを早くしたい、進行上めんどうな業務は他の会社になるべく押し付けたいというように、組織防衛に走って結果よいプロジェクト成果につながりません。

プロジェクトメンバーはプロ同士!明確な役割分担と責任範囲の明確化が大切。


アカウント配分が並列ではなく順列になっている場合に起こりやすく、クライアント⇒A社⇒B社⇒C社というお金の流れになっている場合、当然階層が出来上がってしまうので、A社がやらねばならない業務を発注先のB社にやらせてその成果はA社の手柄にするみたいなことがざらに起きます。これはクライアントにも責任があって、プロジェクトメンバーをきっちり選定せず代表的な1社に「よろしく」と丸投げしたりしてはいけません。テーブルについたプロジェクトメンバーに別個にアカウントを持たせる努力をしないといけない。

プロジェクトメンバーが各社チームとなって進行できるように役割分担や責任範囲を明確化して、アカウントも並列にしておくことで透明性が生まれ、プロフェッショナルに仕事に向かう下地ができます。

当然順列アカウントの良さもありますが、少なくともクライアントと同席するプロジェクトチーム内のメンバーに順列がついているのはよくない。テーブルについている制作会社がさらに下請けに振っていようが結果プロジェクトメンバーとして責任ある仕事ができているのであれば問題ない。


つづく・・・