ひ
「イカサマ、何じーっと見てんのさ?」
イカサマ
「この間、ビスクで見かけたバイクが紹介されている雑誌です。
カッコイイですよねー、こういうのに憧れます」
ひ
「たまーに見る変な乗り物ね。
島の外じゃあよく走ってるけど、こっちじゃ珍しいもんね」
イカサマ
「そうなんですかー。島の外では普通なんですね」
ひ
「ま、形がちょっと違うけどね。
タイヤが付いてて地面を走るんだけど
こっちじゃ浮いてるもんね。
これもあのクソババアミスト様の仕業なんかな?」
ひ
「でも、あたしはこっちがいいかなー。
さっきのより可愛くね?」
イカサマ
「えー、さっきの方がカッコイイですよ。
風に乗る!って感じで良いじゃないですか」
カリーヌ
(おまえら、さっきからテーブルの上に座ってしゃべくるんじゃねぇよ)
~数日後~
ひ
「イーカーサーマー!ひゃっほー!」
イカサマ
「???」
びーん
ききーっ
ひ
「買っちゃった♪
中古だったけど安くってさー」
イカサマ
「わー、いいなー
私にも乗らせてくださいー」
ひ
「いいよー、あんたの預金で買ったしねー。」
イカサマ
「ふぁ!?」
カリーヌ
(カウンターに乗るんじゃねぇよ、ネズミがっ。
それと、テントの中に乗り込んでくんな、ゲスがっ)
今日も谷は平和そのもののようです
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