～飛竜の谷～
いつもと変わらない谷
いつもの場所で、回収師と牡丹餅は何か話をしています
ちょっと覗いてみましょうか
イカサマ
「帰って来たのはいいけれど
回収のお仕事は始めないのですか？
開店を待っている方もいると思いますよ？」
ひなり
「あー、それなんだけどー
回収の仕事は辞めたんだー
あちこち走り回って疲れるだけでさー
お助け料は雀の涙だしー
割に合わないんだよねー」
イカサマ
「割に合わないって・・・
あちらこちら走り回って大変でしょうけど
やりがいのある、お仕事だと思いますよ？
回収した時のみなさんの笑顔を忘れちゃったんですか？」
ひなり
「忘れちゃいないけどー
笑顔じゃお腹は膨れないのよねー
ぶっちゃけちゃうとさー
回収しないでも、みんなやっていけるでしょ？
今時流行らないんだって、回収なんてさー」
ひなり
「でねでね！
新しい仕事始めようと思ってね
こんな仕事、どう思う？」
イカサマ
「荷物運び、ですかぁ
いつの間に重たい荷物も持てるようになったんですか？」
イカサマ
「・・・」
ひなり
「テレポートの魔法があるから
筋力なんていらないわよ
わざわざ強化魔法を覚える必要もないしね！」
イカサマ
「ほとんどの人がテレポート使えると思うんですけど・・・
回収のお仕事よりも、需要がないんじゃないですかねぇ」
ひなり
「だめかなぁ
じゃあ、これはどう？」
イカサマ
「・・・」
ひなり
「銀行なんかにさー
邪魔な物って沢山あると思うんだよねー
それを無料で引き取るんだよ？
相手は銀行枠が空いてハッピー
私は不要品を売りさばいてハッピー！」
イカサマ
「本当に不要な物があれば、みなさん売ってると思いますけど・・・」
ひなり
「私に出来る仕事～
他に何かないかな～
うーん、うーん・・・」
イカサマ
「もう、素直に回収の営業を再会しましょ～よ～」
ベンフレッド
（私も転職してみたいですねぇ）
回収の営業予定は未定！
>゜))彡～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～