入院8日目:手術1日後 | バセドウ病からの低下症ノート

バセドウ病からの低下症ノート

30才になった次の日、バセドウ病と診断されました。
薬で副作用が出たため、それから2ヶ月半後に全摘出手術をしました。
今は低下症です。

辛い一夜かと思ったら、全然辛くはありませんでした。

5時頃、起きると外が明るくなっていて、朝がきたんだな、と思いました。

喉が乾いていて、看護士さんが手伝ってくれて、500ミリのペットボトル半分くらいを一気に飲みました。ちょっとむせましたが、大丈夫でした。
首に力を入れられず、まだ自力じゃ起き上がれなくて、看護士さんに、何から何までお世話になりました。
起き上がらせてもらう→冷蔵庫からお茶とってもらう→引き出しからストローとってもらう→ストロー入れたペットボトルを持たせてもらう
という感じです。
電動ベッドなのですが、このベッド無しでは生活できないと思いました。

7時頃、お粥は食べられそうか聞かれます。
痛いのだったら痛み止めを飲みますか?とも聞かれました。
痛み止めを飲んだのはこれが最後だったかもしれません。
それくらい、痛くはありませんでした。
飲み込むのが違和感だったので、錠剤ではなく、サラサラとした液体のお薬でした。

8時頃
おかずは残すものの、お粥だけ全部食べました。飲み込む時にものすごく違和感があります。喉をかばいながら飲み込むので、時々むせます。

9時頃
尿の管とドレーンが抜けます。
両方とも痛くはないけど、気持ち悪かったです。


傷は、首に三カ所に小さな傷があり、テープで貼ってあります。あとは鎖骨の下に4センチ位の縫い傷があります。
傷自体は痛くはないです。
甲状腺のあった、内側に違和感があるのと(時々違和感が強くなります。無いはずの甲状腺が中で動いてない!?という感じ…)
内視鏡を入れた側の腕が重く感じます。皮膚の感覚も、内視鏡入れた側はなんだか他人の皮膚みたいな感覚です。



それ以降は、みるみる回復していきました。

自分じゃ起き上がれなかったのが、電動ベッドを上げて、横に力を入れて起き上がることができるようになり、食事のトレーを自分で持ってこられるようになったり。 


よく頑張ったなぁ、自分、と思いました。