勘違い | 続・伸楽舎の日々

続・伸楽舎の日々

看板もない小さな塾で、愚直に頑張る生徒を応援している塾長夫婦(&時々ワンコ)の日々を綴っています。

 

このブログでも

いたような記事は何度も書いていますが

大事なことは

その都度何でも伝えます。

 

いい加減な丸つけをする子は

絶対に成績は伸びません。

絶対に。

今年も何人かには

一度だけでなく

何度か注意しました。

注意されるのは毎回同じ子です。

漢字間違い

誤字脱字

スペルミス

それらに気づかず、

いや、気づけず

間違っている解答に

丸を付けます。

その子たちの共通認識は

「丸つけ」をすることで

その勉強が「終了」する

と思っていることです。

だが実際は

まったく「逆」です。

「丸つけ」が終わった後が

本当の勉強の「スタート」なんです。

長く自塾に通ってくれている子は

その意味が分かると思います。

「丸つけ」作業は

「自分ができなかったところ・理解できていなかったところ」

を炙り出す大事な大事な作業です。

自分ができない問題ができるようになって

初めて成績が上がります。

だから毎回「弱点ノート」を作り、

自分にとっての最高の問題集・参考書を

徹底的に作成・復習するんです。

極端な話「丸つけ」というよりは

「バツつけ」なんですね。

問題を解くのと同じように

いやそれ以上に

丸つけは丁寧に、慎重に行うことが

とても大切だと思ってくださいね。