経験 | 続・伸楽舎の日々

続・伸楽舎の日々

看板もない小さな塾で、愚直に頑張る生徒を応援している塾長夫婦(&時々ワンコ)の日々を綴っています。

生徒に対して

こちらからどんなに熱く語りかけても

相手にその思いが伝わらない

なんてことはよくあることです。

どんなに勉強の大切を伝ええても

お子さんには煙たがられるだけ

なんて保護者の方は

星の数ほどいらっしゃるでしょう(笑)

同じ内容でも

第三者の学校の先生や

私たちのような塾の先生が話すと

素直に聞きいれてくれる子は割と多いですが

それでも、どこか他人事で

「なんとかなるでしょ」

みたいに軽く聞き流している子も多い。

それは仕方のないことだと

私は思っています。

だって、子どもたちが経験していないことを

頭の中で実感できるのは至難の業ですから。

 

以前のブログでも書きましたが

毎年、高校1年生には

最初の定期テストが終わるまで

勉強方法や勉強時間について

ほぼ口出ししません。

数か月前に皆が県下有数の進学校に合格したわけですから

自分である程度考えて行動できる子たちです。

各自が考える準備をして

試験に臨んだと思います。

そして先日終わった試験の結果は…

ものの見事にやられてましたね。

現時点でテスト結果を報告に来た子たちは

中学と高校のレベルの差を

痛感したようです。

いい経験をしてくれました。

学生時代に小さな失敗を経験することは

その後人生に良い影響を与えてくれると

私は思ってます。

その後の面談で

早速行動が変わった女子が2人、

今まで来ていなかった曜日に

塾に来て自学をする、

1日の自学時間を伸ばして

塾で集中して勉強する、

塾に来れない曜日は

積極的にオンライン自学に参加する、

模試に向けて、過去問を積極的に解き、

どんどん質問をしに来る、

2学期から新たに受講科目を増やすと決める、

自分自身で経験したからこそ

誰かの指示ではなく

自分の意志で行動を起こせた、

とても大事なことであり、

大きな成長をした証だと思います。

後は継続させること。

一番難しいことですが

きっと頑張ってくれると信じています。

 

「経験は最上の教師である。

しかし、授業料は高くつく。」

 

私の好きな言葉の1つです。

 

【お知らせ】

塾の定員についてですが

高等部が現時点で満席になりました。

よって

中学3年生・高校生の募集は終了となります。

 

また、塾生にお知らせです。

夏期講習中に行う勉強合宿について

現時点で8月18日、19日の定員は残り2名となりました。

おそらく今日で定員となりますので

参加したい人はお早めに。

告知通り、先着順なので定員になり次第締め切ります。