Richard Pageの14年振りソロ2nd 『Peculiar life』。

1st 『Shelter me』は、音数の少ない極力シンプルな
アレンジのポップ・アルバム。
冷静な今の耳で聴けば、地味ながらもなかなか良い
アルバムなのだが、MR.MISTERの夢の続きを期待
していたリリース当時は、一回聴いただけで放置状態
となった。
今作は『Pull』(同レーベルからのリリース)を正式発売
出来た達成感からか、変わらずシンプルで地味ながらも、
幾分解放的で前向きさが感じられる。
バンドの盟友Steve Georgeと共作している曲もあるが
全くMR.MISTERにはなっていないのは、期待した方が
愚かであった。
Richard Marxと共作の『No tomorrow』が良い。
Donavon Frankenreiterあたりがカバーしてもぴたりと
はまりそうな、夏の夕方にでも聴きたい一曲。
娘だろうと思うが、Aja Pageという女性とデュエットしている
『Peace of mind』も良い。
親譲り(?)の少しハスキーなAjaの声とRichardの声の相性
は勿論抜群。
(ところで‘Aja’という名、STEELY DANの曲が由来だった
りするのだろうか?)
新作として『Solo acoustic』というライブ盤もリリースされて
いた。
もうRichard PageにとってMR.MISTERのような凝った
ポップ・ロックは過去のものとなってしまったようで寂しくも
あるが、充実のソロ・アルバムだと思う。
『No tomorrow』 live ver. from the album 『Solo acoustic』