昨日のIT BITES公演、開演前会場内には
ずっとMARILLIONが流れていた。
バンドの方向性も近いし、カップリングで
日本に来てくれれば良いのに、などと
夢想していたら、ある雑誌のインタビューを
思い出した。
2001年8月号のストレンジ・デイズ
vo Steve Hogarthのインタビュー。
バンドはインディーレーベルのサポートと
不安定さに満足していなかった。
そこで、自分達のファンがニューアルバムを
欲しがっているのを確認した上で、アルバムに
名前をクレジットしてあげるという特典ありで、
その制作資金としてアルバム代金を送って欲しい
と頼んだら6千人がその発売日未定のアルバム
代金を送ってくれ、そのおかげでレコーディングが
出来た。
そうした上で、大手EMIに、お金は要らない、
ロイヤリティを支払うからプロモーションだけ頼む、
とお願い。レーベル側もリスクは低いとみて承諾。
これは、すごい。
もちろん、代金を送って貰ったからには、必ず最後
までやり遂げなければいけない。バンドとして結束力
が弱かったら途中で頓挫し、空中分解しかねない。
また自分達が作るものは、必ずファンに喜んで
貰える、ファンはバンドが作るものならば間違いない
という相互信頼の関係があってこそ。
一見無謀にも見えるが、バンドのありかたとしての
理想郷と言えるのかもしれない。
(苦労は絶えない、と思うが・・・)
この時のアルバム『Anoraknophobia』の
Anorakの意味はスラングで、「マイナーな趣味
に熱中している人」という意味だそうで、
MARILLIONはメインストリームのバンドではない
がファンは熱狂的、だから「オタクの何が悪い」という
僕なりの宣言ということ、とある。
ファンが熱狂的、ということで、
サザンみたいなバンドがこんなことやってくれたら、
日本の音楽シーンも劇的に変わるだろうな。
ところで、
FENCE OF DEFENSEの皆様、
ニューアルバム素晴らしかったのに、
通販のみ・店頭発売なし、なんていう扱いを
されている状況の今、
これ、やるべきじゃないですか???