気まぐれ手書き解説。
山鳥毛が蛤刃という話しが、何処で出ていたので蛤刃の説明を書いてみました。
右側(上)の斜線部分のような状態を肉(平肉)がつくと言います。
逆に右側(下)を枯れると言います。
蛤刃は、平肉が豊かに付いて、二枚貝の蛤を横からみたような断面になる事からそう呼ばれます。
但し、断面そのものは見えないで視認するのは難しいです。
また、右側の図の矢印のように、平肉がつく刀は曲面が強いので地鉄に光を当てると刃文が見えにくい。
刃文に光を当てると地鉄が見えにくい。
ので、光が当たる角度を変えながら見るのがコツかなと思います。