梅は咲いたか?桜はまだかいな〜 | 悠樂菴倶楽部 日本刀の世界

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日本刀愛好家として刀剣イベントの企画などをやっています。刀剣の楽しみ方、知識などについても知って頂きたいということで情報発信しています。

春らしい話題を一つ
長船兼光と長義、どちらも南北朝時代に備前伝に相州伝を加味した「相伝備前」という作風を創作しました。
その両者の刃文の形の違いから、梅の花と桜の花に例える事があります。
刃文の頭の形が丸いのと切れ目があるのとで呼び分けているようです。
昔の人達は、感性が豊かですね。

長義の刃文は、人間の耳みたい形とされ「耳形の刃文」とも呼ばれます。