「電気自動車普及の先に見えるもの」

今後の、自動車界のエコカーとして、
各社が電気自動車の開発とその実用化に向けて、
技術力にしのぎを削っていますが、
果たして、究極の地球に優しいエコカーになるかは、
はなはだ疑問です。

なぜなら、動かすエネルギー源が、ガソリンから電気に変わるだけで、
身近に、ガソリン車のように排ガスを出しませんが、
しかし、このCO2を始めとした排ガスが、
それぞれの車から発電所にて、これらがまとめられて俳出されるという、
この発生場所が変わっただけではないでしょうか。
なぜなら、この使用される電気も、火力、水力、
そして原子力のそれぞれの発電所にて発電されるからです。

また、この電気自動車の、
電気を蓄電するバッテリー(蓄電池)を製造する段階において、
かなりのエネルギー(CO2や原材料消費等)をたくさん消費するといわれています。
これ自体も、まだまだ30~40万円はするようです。

その上、この電気を行く先々で補充するインフラ整備(スタンド)も考えると、
新たな設備が必要となり、果たして本当に、
この環境改善に対する効果はいかがなものかと思います。

私は、うがった見方はしたくはありませんが、
これも一つの、自動車業界や関連産業と政府間の闇取引や、
そして、経済発展の為の何かの目的によるもののような気がします。
さらに、電力業界と国の同じようなことも見え隠れします。

それは、電力業界保護に基づく国の原子力発電推進政策の、
このような意図的な部分も見えて仕方がありません。
同じこの原子力発電推進の一つの目的として、
各家庭でのオール電化事業があります。
どちらも、とにかく供給の需要の変化に柔軟に対応できる、
しかも、何と言ってもCO2を殆んど排出しない発電所として、
これを国を挙げて建設推進しようとして、
この電気をいかに消費させようとして考えられています。

原子力発電所は、CO2ガスが確かに大変少なくはなりますが、
しかし、そこからは大量の放射性物質が排出されます。
これの対策は、煙突にて上空高く放出すれば、
上昇気流にて分散され流されることにより、
その危険性が弱まるとしていますが、
既存の原子力発電所の近隣の大気汚染濃度(放射性物質濃度)は、
人的被害が及ぶ程の放射性物質が検出されている事実が報告されています。
本当に危険であれば、煙突など要らないと思いますが、
これも明らかな大きな矛盾です。

決して偏った見方ではなく、
このような本質を見極めることによって、
今の政治や国と業界との、このような利害関係や、
経済最優先の政策として見えてきます。

それよりも、もう水を燃やす技術も完成しています。
水からハイオクガソリン同等の燃料も製造する技術も開発されています。
しかもCO2も殆んど出さない燃料です。
さらに、効率110%のモーターも完成しています。

そろそろ、このような技術を少しづつ受け入れて、
本当に地球や自然に優しい、永続可能な技術を普及させる時が来ているようです。

今日も一日、地球に自然に人に優しいエコ生活を出来ることから始めて、
これにて本当の豊かさを感じれる日でありますように。
環境問題の本質は、これまでのお金や物質中心の生き方の見直しでもあります。
御蔭様で、ありがとうございました。